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A.I.の編集履歴

2019-02-09 21:09:39 バージョン

A.I.

えーあい

『A.I.』(A.I. Artificial Intelligence)とは、2001年に公開されたスティーブン・スピルバーグのSF映画。

誘導

  1. Artificial Intelligence / 人工知能を意味する略語。
  2. A.I.LoveYou!』(アイ・ラブ・ユー!)電撃G'sマガジンで展開した読者参加企画。

概要

オレはオモチャじゃないぜ

元々スタンリー・キューブリックがスピルバーグに持ち込んだ企画であり、キューブリックが製作、スピルバーグが監督をする予定だった。キューブリックが1999年に没し、企画自体が白紙になりかけたが、キューブリックの遺族が継続を希望した。スピルバーグは「キューブリックならどうしたか」を念頭に入れて監督したという。実際、キューブリックを意識した演出も見られる。実質上、キューブリックとスピルバーグの合作といえる。

原作はブライアン・オールディス小説『スーパートイズ』。モチーフは童話の『ピノキオ』。


ロボットを憎む人間によるロボット破壊ショーや、セクサロイドの存在など、えぐい描写が織り込まれており、お涙頂戴モノだと思って観るとハートフルボッコされること請け合い。

しかし本国アメリカでは振るわなかったわりに、日本で大ヒットした。


あらすじ

近未来。地球温暖化により人間の住める土地が減り、妊娠・出産には制限が敷かれるようになった時代。代わりにロボットの技術が発達し、労働力として使われるようになった。


スウィントン夫妻の一人息子マーティンは不治の病を患い、冷凍保存されて離れ離れだった。夫ヘンリーは、勤め先のロボットメーカーから少年型ロボット・デイビッドのモニターに選ばれる。デイビッドは母親を求めるよう《》をプログラムされた新型だった。初めは抵抗のあった妻モニカも、デイビッドの人間そっくりの挙動に息子同然の愛情を注ぐようになる。

しかしマーティンの治療が奇跡的に可能となり、スウィントン家に戻ってきたことで、デイビッドの居場所はなくなってしまう。二人の息子はいさかいを起こした末、マーティンが死にかける事故に発展。デイビッドの廃棄処分が決まる。

だが、情を捨て切れなかったモニカは、デイビッドをの中に置き去りにする。それでも母モニカを求め続けるデイビッドは、自分を人間にしてもらうため、『ピノキオ』に出てくるブルー・フェアリーを探す、長いに出る。


キャスト

デイビッドハーレイ・ジョエル・オスメント常盤祐貴
ジゴロ・ジョージュード・ロウ大川透
モニカ・スウィントンフランセス・オコナー紗ゆり
ヘンリー・スウィントンサム・ロバーズ井上和彦
マーティン・スウィントンジェイク・トーマス 村上想太
アレン・ホビー教授ウィリアム・ハート仲野裕
ジョンソン=ジョンソン卿ブレンダン・グリーソン岩崎ひろし
テディ(声)ジャック・エンジェル大平透
Dr.ノウ(声)ロビン・ウィリアムズ小川真司
スペシャリスト(声)ベン・キングスレー青野武
ブルー・メカ(声)メリル・ストリープ高島雅羅

スタッフ

監督・脚本 - スティーブン・スピルバーグ

製作 - スティーブン・スピルバーグ / キャスリーン・ケネディ / ボニー・カーティス

プロダクション - アンブリン / スタンリー・キューブリック

原作 - ブライアン・オールディス

VFX - インダストリアル・ライト&マジック

VFXスーパーバイザー - デニス・ミューレン

クリーチャー・スーパーバイザー - スタン・ウィンストン

音楽 - ジョン・ウィリアムズ

配給 - ワーナーブラザーズ


データ

公開 - 2001年6月29日(アメリカ合衆国) / 2001年6月30日(日本)

上映時間 - 146分

製作国 - アメリカ合衆国

言語 - 英語


関連タグ

映画 / 洋画 / SF映画 / ロードムービー / 映画の一覧

ロボット / アンドロイド / 人工知能

2001年宇宙の旅


外部リンク

AI - Wikipedia

映画 A.I. - allcinema

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