概要
小田急多摩線と京王電鉄相模原線、多摩都市モノレールが交わる駅である。
和訳すると多摩中央駅になる。「○○中央」と名乗る駅は多いが、施設名称由来ではなく地域の中心という意味での「○○センター」駅は珍しい。
(余談であるが当地には”多摩センター”という施設は存在しない。また”ニュータウンの中央”のセンターという意味ではかつて存在した新交通に同様名称の駅があった)
サンリオピューロランドの最寄り駅ということもあり、小田急・京王多摩センター駅にはサンリオキャラクターが随所に描かれている。また駅近くにベネッセ東京本部もあることから「しまじろう」のモニュメントがある広場もある。
駅構造
京王電鉄
島式2面4線の高架駅で、橋本方面に折り返し線がある。相模原線内で唯一緩急接続が行われる駅。
小田急とは永山駅まで併走している。
小田急電鉄
相対式2面2線の高架駅である。
開通当初は島式2面4線であったが、後年の唐木田延伸に伴い、待避線を使用しなくなったことから2面2線に縮小する工事が行われた。
多摩都市モノレール
島式1面2線の高架駅。上述の両駅とは約200m程離れている。連絡橋で結ばれてはいるものの屋根が無く雨天時には難儀する。
利用状況
京王電鉄
- 2018年(平成30年)の1日平均乗降人員は90,216人である。
- 京王線の駅では第9位で府中駅に迫る勢いである。
小田急電鉄
- 2017年(平成29年)の1日平均乗降人員は50,319人である。
- 小田急の駅では伊勢原駅に次いで第23位。
- 京王の半分だが、利用客の増加はこちらが多い。
多摩モノレール
- 2017年(平成29年)の1日平均乗降人員は、36,665人である。
- 多摩モノレールの駅としては立川北駅に次いで多い。
利用状況比較表
事業者名 | 京王電鉄 | 小田急電鉄 | 多摩モノレール |
---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 84,175人 | 44,827人 | 33,864人 |
2009年(平成21年)度 | 84,161人 | 45,705人 | 34,491人 |
2010年(平成22年)度 | 82,803人 | 46,986人 | 34,822人 |
2011年(平成23年)度 | 81,249人 | 46,253人 | 34,040人 |
2012年(平成24年)度 | 81,841人 | 47,290人 | 34,902人 |
2013年(平成25年)度 | 85,284人 | 48,961人 | 36,210人 |
2014年(平成26年)度 | 84,345人 | 48,554人 | 36,042人 |
2015年(平成27年)度 | 86,217人 | 49,809人 | 37,105人 |
2016年(平成28年)度 | 87,551人 | 50,585人 | 37,036人 |
2017年(平成29年)度 | 87,411人 | 50,319人 | 36,665人 |
2018年(平成30年)度 | 90,216人 |