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ドクロボウの編集履歴

2019-08-09 23:00:21 バージョン

ドクロボウ

どくろぼう

ドクロボウとは『侍戦隊シンケンジャー』に登場するアヤカシの1体である。

「グワァアアア!……と言いたい所だが、本当の俺は此処に居たりする。カッコ良いだろう?」

CV:松本大


データ

【身長】一の目・201㎝→二の目・60.3m

【体重】一の目・84㎏→二の目・21.0t


概要

髑髏の様な、ボロ布の様な姿を持つアヤカシであり、筋殻アクマロの2人目の部下。『狂骨』伝承のルーツでもある。

白い筋肉の身体を骨が上から覆った姿をしており、骨の隙間からは白いボロ布がはみ出ている様に見える。特に頭部はそれが顕著で、ボロ布と言うより最早白髪のロングヘア―とさえ言える程。

更に腰の袴は血の様に赤く、股間の辺りに赤い髑髏が逆さに付いているのも特徴。そして背中にも上下に大きな輪が後光の様に付いているのも見逃せない。

得物は「濡髪糸眉刀(ぬれがみいとまゆとう)」と言う、無数の布で作られた様な形状の巨大な刀である。


その能力は自身と全く同一の姿の分身を無尽に生み出す術で、この分身は手応えはある物の実体ではなく、本体はこの分身の大群の中に潜んで攻撃を仕掛けて来る。


外見こそ不気味だが、外道衆一カッコ良いドクロボウ様」を自称する筋金入りのナルシストであり、初めて会った相手に対してもまるで因縁のある様な遣り取りを強要し、そうやって毎回盛大な自己陶酔に浸る実に面倒臭い性格の持ち主。

更に隙あらば自身の髑髏の貌を撫で回したり、裏ピースサインやカメラ目線でドヤ顔を決める等、そのナルシストぶりは常軌を逸しており、劇中ではシタリからも「気持ち悪い」と露骨に気味悪がられた。


劇中での活躍

とある工場地帯に出現すると、駆け付けたシンケンジャーを上述の分身能力で翻弄する。

両手からの光弾で6人に大ダメージを与えると、そのまま「濡髪糸眉刀」で止めを刺そうとするが、水切れを起こした為に撤退を余儀無くされる。


再び登場した時も、前回同様に分身能力でシンケンジャーを相手に善戦するも、ダイゴヨウの眩い光で分身を消されてしまう。

そしてゴールドにダイゴヨウ・十手モードで刀を折られ、ダイゴヨウ十手打ちに怯んだ所へ、スーパーシンケンピンクの真・天空の舞を喰らって倒される。


その直後、「でっかくなって、カッコよさも1000倍~!」と叫びながら二の目となって巨大化

相対するダイカイシンケンオーの二天一流乱れ斬りに怯むも、再び無数の分身を生み出して対抗するドクロボウだったが、ダイゴヨウの秘伝ディスク乱れ打ちで分身を消されて丸腰になった所へ、止めの折神大開砲を喰らい「俺、カッコ悪い…」と言い遺して爆散するのだった。


こうして見るとこれまでのアヤカシとやっている事がまるで変わらないが、ドクロボウはアクマロが自身の真の狙いをドウコク達に悟られない為の囮に過ぎなかったのである。


余談

モチーフは髑髏とボロ布で、名前の由来は髑髏+坊


現代の伝承で語られる『狂骨』は井戸に棲む白骨の化け物らしく、ドクロボウが分身によって不気味に揺らめく様子がそのルーツとされている。

尚、狂骨をモチーフにした怪人は『忍者戦隊カクレンジャー』や『仮面ライダー響鬼』等、怪人のモチーフが妖怪と言う過去作品の何れにも登場しておらず、このドクロボウが初となる。

但し、モチーフがボロ布と言う点に限って言えば、前者に登場したシロウネリ以来15年振りである。


声を演じた松本氏は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』でアーチャーフィッシュ拳のポウオーテを演じて以来、こちらも2年振りのスーパー戦隊シリーズ出演となった。


関連項目

侍戦隊シンケンジャー 外道衆 アヤカシ 狂骨


ガタキリバコンボ:2年後の平成ライダー作品『仮面ライダーOOO』に登場するヒーローの形態の1つで、ドクロボウと同様に分身能力を有する。

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