概要
バトルロイヤルの施設「ロイヤルドーム」に訪れた主人公の前に現れる謎のマスクマン。
その正体は主人公の冒険をサポートするククイ博士。
マスクで顔を隠しているが主人公には初見でばれていた。本人は自分がロイヤルマスクとは別人だと主張しており、親友のマーレインから「ロイヤルマスク君」と冷やかされたときは「僕はロイヤルマスクではない」と否定している。
本作の新バトル「バトルロイヤル」の仕組みを実戦を交えて教えてくれる。バトルはハウとグラジオと合わせた4人での勝負となる。ロイヤルマスクの手持ちはイワンコ(Lv.19)。デモンストレーションなため誰のポケモンを倒しても構わない。
アニポケ
サン&ムーン63話で初登場。
バトルでのパートナーはガオガエンで、共に「エーンジョイ!」という独自の掛け声を行う(他の手持ちはククイの項を参照)。140話では、ルカリオも手持ちポケモンにいる事が判明している。
Zリングも身に付けており、Zワザも繰り出している。発動時の掛け声は「燃え上れ、ガオガエン!勝利の炎で、リングを焼き尽くせ!」。
声色は普段よりもゴツく変えており、63話の予告では某プロレスラー風に喋っていた。当然ながらバーネットやサトシはおろかスクール組も正体に気付いていない。
ただし、親友のマーレインは原作通り元から知っており、またサトシのニャビー(ニャヒート)も初対面時に気付いている。90話では、ネクロズマを巡ってロケット団の精鋭部隊と戦わなければならない緊急事態からガオガエンを出してZワザを繰り出した結果、その場にいたザオボーも正体を知る事に。
ちなみに、最初は言うつもりもあった様子だが、とことん誰にも気づかれなかっただけでなく、バーネットを始めとするロイヤルマスクに憧れる者達の夢を壊したくないという思いもあってか、すっかり言い出すタイミングを失ってしまったらしい。
現在は、あの手この手を使ってバレないように惚けて苦心しており、夢を壊さない為とはいえ、素っ頓狂で滑稽な姿を演じてしまう様子は哀れでもある。
ゲーム同様、ロイヤルドームで活躍しているが、こちらでは開設以来、実に20連勝中のチャンピオンとして君臨しており、その実力や知名度からも、アローラにおいて実質ポケモンリーグチャンピオンと同格として扱われている。
アローラでは子供・大人問わず大人気のようで、90話ではザオボー、92話ではその勇姿を流しのアナ『ファイヤー・コジーロ』として直接見たコジロウも彼の大ファンである事が明らかになている。
81話ではやむなく家族や生徒と共に客としてロイヤルドームを訪れる羽目になり、出番の際は「売店に行く」という口実で逃げ出し猛スピードで着替えることとなった(バーネットたちから見れば"一番の見どころでわざわざ離席し長時間弁当を選び続け、全てが終わった後でようやく戻ってくる"という只の奇行である)。
また一方で、「地獄の欲張り野郎」と評されるブルガン率いる悪のレスラー団体「リベンジャーズ」によってロイヤルドームが売買される危機に陥ったが、ロイヤルサトシとしてサトシとタッグを組み、見事リベンジャーズやブルガンの撃退に成功している。
92話では、メレメレ島のショッピングモールで行われる事になったロイヤルマスクの握手会で、バーネットやサトシと共に行く羽目になった際は、正体を知っているマーレインに代役を頼もうとする。しかし、試合に負けたのを逆恨みしてマッドブーバーが握手会に殴りこんで来る等、様々なアクシデントの末にザオボーが代役を担ってマッドブーバーに挑むも、ガオガエンとうまく連携が出来ず、歯が立たなかった。その後、マーレインの機転によってククイが本物のロイヤルマスクに戻った事で、形勢逆転となっている。
ククイが実現させたアローラポケモンリーグでは、アローラでも屈指の実力者である事から、リーグの初代チャンピオンのスペシャルエキシビジョンマッチの対戦相手として選抜される。
それを知るや、前述のザオボーやコジロウのみならず、スイレンも急遽優勝を目指す事を周囲の者達に宣言しており、最初はサトシとカキの優勝を競った言い争いに呆れていたニャヒートも、戦う気満々となっている。
だが、サトシが優勝する形で大会が終了した直後、3体のアクジキングが突如襲撃。ウルトラホールへ押し返す為、アーゴヨンに進化して戻ってきたベベノムと組んで行ったZワザの余波でマスクが吹き飛んだ結果、それに気づかなかった事で遂に正体がバレてしまう。後日、生徒やバーネットにも知れ渡り、エキシビジョンマッチではロイヤルマスクではなくククイとしてサトシに挑む事となる。