ワズ・ナゾートク
わずなぞーとく
演:辻本耕志
概要
飛電インテリジェンスが開発した探偵型ヒューマギア。飛電或人の父・飛電其雄と同じ旧式のため、ヘッドホン状の耳部パーツのデザインが異なる。
俳優・大和田伸也が銃撃された犯人を突き止めるために捜査に乗り出す。
その正体はヒューマギアを悪用しようとしている存在がいる事を知った飛電是之助が製作したイズのプロトタイプに当たるヒューマギアで、彼女の兄に当たる存在(しかし当のイズからは信用されなかったが)。
是之助ご自慢の機体として社内では今なお名が知られている模様。
飛電インテリジェンスが窮地に陥った際に起動する様に是之助にプログラムされており、ZAIAの陰謀で社会的な信用が失墜しかねない事態に陥った事を受け、或人達の前に姿を現した。シンギュラリティを超えて自我を獲得している可能性が示唆されており、「敬愛する飛電インテリジェンス社長の名にかけて」と宣言したりと製作者である是之助を心から尊敬しているような部分が彼の言葉の端々に見受けられる。
飄々とした掴み所の無い人物で、一見するととても凄腕の探偵には見えないが、その捜査能力は本物で、洞察力と勘が鋭く、探偵業を行う傍ら情報を収集してヒューマギアを悪用しようとしている存在=滅亡迅雷.netへと辿り着き、その存在を是之助に報告したのも彼の業績によるものである。
また、過去に数々の難事件を解決して来た伝説の探偵でもあり、その名と存在は警察にも知れ渡っていたようだ。
劇中ではイズを通信中継役にした秘密通信で或人の社長室からの脱出を手伝い、不破諫に追跡されている事に気付いた上であえて全く関係ない事をしているように見せかけながら情報収集している。
イズには滅法嫌われており、初登場時「自分が警察を引きつけるからこの場を切り抜けろ」と或人に通信を入れた際に「信用してはいけません」と進言したのを皮切りに、自分の兄だと名乗られた際に解析までした上で「悪質な冗談」と断定する、お兄様と呼んでくれと言われて断固拒否する、上述の遊んでいるようにしか見えない捜査から「廃棄が妥当」と判断し或人に報告したりと辛辣な対応ばかりされている。
12話でドードーマギア改との戦闘中、完成したシャイニングホッパーのプログライズキーを手にした或人に対し、何を思ったかブレイキングマンモスの方が良いと進言するが…?
ドードーマギア改との戦闘時に、ブレイキングマンモスを薦めたのはシャイニングホッパーが未だ完成されていない状態だったことを直感で読んでいたからだったという。
妹が、シャイニングホッパーのグレードアップ処置を施そうとした時、ある行動を起こしてグレードアップされたシャイニングホッパーを妹に届けさせた