「テラフォーマーズ」作中における人類最強キャラだが、手術ベースがいつまでも明かされないなど、色々な意味で謎が多すぎる人物である。愛称は「ジョー」。
以下の記事には重大なネタバレを含む記述があります。
プロフィール
国籍 | ローマ連邦 |
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性別 | 男性 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 187cm |
体重 | 99kg |
手術ベース | ?? |
専用武器 | 対テラフォーマーコーティング式西洋刀「ジョージ・スマイルズ」 |
マーズ・ランキング | 1位 |
CV | 石田彰 |
経歴
金髪碧眼。完全な左右対称の黄金比を備えた「完璧な顔」と、均整の取れた肉体を持つ。
しかしながら、ニッコリ笑うと絶妙に間抜けな印象になる。
こうした稀有な容貌に生まれついたのには、母親の遺伝が関係しており、その特異な誕生の経緯から「美しい愛(もの)」「真実の愛」を求めている。
17歳(高校3年生)で陸上十種競技で金メダルを獲得するなど、ズバ抜けた身体能力を持つ。
陸上部は高校で引退し、EU1位の大学に進学。同時に空軍の幹部候補学校へ通い異例の成績で卒業。
生物学と航空宇宙工学の修士号を持ちながら空軍将校となったエリート中のエリートである。
性格
黙っていれば誰もが認める美男子ながら、「…美しい愛(もの)に 呼ばれてね」といった芝居がかった台詞や、天然めいたナルシスト的言動で色々台無しになっている、いわゆる残念なイケメン。
ミッシェル・K・デイヴスに対し好意を寄せており、ことあるごとにストレートに気持ちを伝えているものの、上記のような言動の所為でまったく相手にされておらず、ミッシェル本人には内心「死ねよナルシスト空気読め」とまで思われているが、ジョセフ本人は気付いているのかいないのか、全く意に介していない。
ただしミッシェルはジョセフのことを「ジョー」と愛称で呼ぶなど頼りにしている描写があるため、異性としては相手にしてないにせよ、本心から嫌っているというわけではないようだ。
このように色々と残念な面が目立つキャラクターではあるものの、その実力は折り紙つき。
能力
マーズ・ランキング1位。作中では「人類の到達点」と称される。
ただし、手術ベースもベースとなる生物の種類も一切不明。
にもかかわらず、変態もせず生身のままでテラフォーマーの軍勢を相手取り、無傷で生還するなど、他の幹部たちとは一線を画す戦闘能力を誇る。
その圧倒的な能力は、彼がとある一族の本家の出であることに由来する、サラブレッドと同じく人為的に徹底して選別交配したいわば究極の人間としての力。二本の腕であらゆる武器を達人以上に使いこなす器用さと、陸上十種選手以上の万能身体能力に、理性と野性を兼ね備えた明晰な頭脳を武器とする。
専用装備
対テラフォーマー用西洋刀『ジョージ・スマイルズ』
特殊なコーティングにより、金属を一撃でぶった切る程の切れ味を持つ剣(正式名称は「西洋刀」だがどう見ても両刃剣である)。刃渡りが1mを超える巨大な剣で、刃が極めて薄いので扱いは困難を極める。しかしジョセフは剣術に加え徒手空拳も交えた独自の格闘術でこれを完璧に使いこなし、雑兵テラフォーマー程度なら何百体いても倒せる。
名前の由来は同じニュートン一族(恐らく従兄か従兄叔父)でありバグズ1号のクルーである同名の人物に因む。ジョージ(人名)が使用していた剣はテラフォーマーを倒し、彼が命と引き換えにテラフォーマーの生首を地球に送ったことにより、後のバグズ手術が確立するに至った。
ジョージ(人名)の剣はジョージ・スマイルズ(武器)に形状が酷似しており、関連性が疑われている。また、火星のピラミッドの中にも似たような武器が収められており、ロシア班が回収した。
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火星における行動にはいくつかの目的があり、その一つとしてエヴァ・フロストからプラナリアの能力(及びデンキウナギの能力)を、ある方法で強奪している。
凱の策略で操られ、劉・アシモフ・小吉を襲撃するも、自ら肉体支配を破り、己の本分(ある意味では恐ろしいほどに強いエゴ)を果たす為に、小吉と激戦を繰り広げた。首を刎ねられ、頭を断ち割られるも、独自に火星に到達していた親族により回収され、宇宙船内部で無事に復活を遂げる。
第3部ではニュートン一族の長に着任し、テラフォーマーと結託した地球の全権の掌握を掲げ暗躍する。