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グレートショットの編集履歴

2020-02-11 23:01:17 バージョン

グレートショット

ぐれーとしょっと

『トランスフォーマーV』に登場するサイバトロンの隠密戦士。

「拙者には正義など似合わん!」

概要

CV:池水通洋

シックスショットと同様宇宙の陰に君臨するシックス一族の出身。声優も共通であり、やはり「ブラッカー殿」「真(まこと)の勝負でござる」といった時代劇風の話し方をする。


ジェット機戦車バトルカー怪獣レーザーガンに変形する。アニメでは二刀流で戦い、“グレート剣法二刀斬り”を駆使する。“グレート忍術微塵隠れ”も会得している。


ならず者を自認して友として、戦士として接してくれるスターセイバーのためサイバトロンに与する。ゴッドジンライビクトリーレオに生まれ変わった後は彼の頼みで代わりに第二方面軍司令官に就く。


スターセイバーとデスザラスの最終決戦にも加わり、デスザラスの誇る要塞の火力の前に負傷。戦いの後傭兵生活に戻る。シルバルト戦役で消息を絶つが、南風ジャンは生きていることを信じる。


玩具

シックスショットの仕様変更品。肩書きと裏腹にトライダーG7よろしく胸に鳥があしらわれて色彩も派手な、プレ勇者シリーズといわれる出演作に合わせたものになっている。刀は付属せず、パッケージ裏の説明ではロボットモードの特長はスターセイバーと同じパワー。ムックでも「残念ながら」と書かれる。変形の都合で前腕部は回転し、劇中の殺陣を再現できるので自作のし甲斐はある。


後年『勇者警察ジェイデッカー』のシャドウ丸にさらに流用される。


その他

自認に反してマイクロTFのホーリーと友情を培っている。司令官となる時は「その器でない」と言い、いつでも好きな時にやめるという条件を出しているが、スターセイバーの薫陶もあってか終盤でも務め上げていた様子。


余談だが、上記の通り声優や喋り口調などにシックスショットとの共通点が見られ、玩具も彼のリデコであった為、「デストロンを抜けた後、サイバトロンに転生したシックスショットなのではないか」という説を唱えるファンもいたが…?


レジェンズ

やはりシックスショットの仕様変更でタカラトミーモールでLG-EXが販売された。オオカミモードは旧玩具同様、怪獣の頭部を持つビーストモードに変更されている。一方スペースガンモードは本作のシックスショット同様サブマリンに変更された他、ヘルメットの金型変更に伴い、ヘッドオンさせたままの変形は不可能となった。ヘッドマスターはタイタンズリターンのリボルバーのリデコで、後記する付属漫画では『ザ☆ヘッドマスターズ』に登場したクロームドームの親友、ジャック本人と言う設定になっている。ヘッドマスター能力を得たことで、パワーはスターセイバーを超えたというG1にちなんだ設定がある。


付属漫画では上記のファンのネタを基に、シックスショットと同一人物ということになっている。

コンカレンスやターゲットマスター等の騒動がひと段落した頃、ヘッドマスターだけで生き延びていたシックスショットはLG-50の付属漫画の一件でのお礼と、シックス一族の手の者から身を隠す目的を兼ねてスターセイバーから新たなボディと名前を与えられる。


その新しいボディと名前こそが、グレートショットであった。


新しいボディと名前を得たグレートショットは、オーバーロードの力を借り、かつて自身が手を掛けたクロームドームの親友「ジャック」を復活させ、その代償として自身はジャックをヘッドマスターとした意思を持つトランステクターとなった。ヘッドマスター戦士となったグレートショットは、その後反TF組織コンカレンスの残党を壊滅させるため、ジャックの強い押しに根負けしたこともありEDC(地球防衛軍)に加勢。見事、スターセイバーと共にコンカレンスの残党を打ち倒す事に成功する。


その後、普通のトランスフォーマーとして再生したのが『V』における彼であることが語られ、漫画の最後ではシルバルト戦域で負傷し、力尽きようとしたところを彼を探しに来たスターセイバーやクロームドームらに救出され、友の大切さ実感して涙するシーンで締めくくられている。同時に消息不明となった彼の生存が判明することとなった。


肩書きに反した姿は一族の追手から逃れるための、いわゆる別の意味でのカモフラージュとされており、心憎いものがある。

しかし(ダニエルと友情を結んだことで半ば改心したとはいえ)非道の限りを尽くしたシックスショットの転生とし、かつシックスショットが命を奪ったジャックと関連付ける話をメーカーの正規商品に添えた展開は賛否両論となった。『V』の原作・原案である金田益実氏も、Twitterにて「東映アニメとテレマガコミックにおいては、グレートショットとシックスショットは同一人物ではありません」と発言しており、あくまで『レジェンズ』における独自設定と受け取るのが正しいと思われる。

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