データ
- 身長:不明
- 体重:不明
- 特色/力:不明
スーツアクター:今井靖彦
概要
『仮面ライダージオウ』のスピンオフ・Vシネマ作品「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」に登場するアナザーライダーの1人。
モデルは仮面ライダーディエンド。
容姿
仮面ライダーディエンドを歪ませたような容姿を持ち、頭部・胸部・肩はチノマナコディエンド変身態、それ以外はアナザーディケイドと似た姿をしている。ただしチノマナコディエンドと違い、こちらはよく見るとカードの隙間に小さな瞳が存在している。
頭部からは下向きの、両肩からは上向きの歪んだ巨大な角がそれぞれ生えている。背中には数本のチューブのようなものが確認できる。ライダー名と年号は両肩の角に存在し、右肩にはDIEND、左肩には2018と描かれている。(年号が2018なのは今作の物語が2018年の出来事だからだと思われる)
スーツの改造元であろうチノマナコディエンド変身態と比べても、外道衆の妖怪らしさがなくなっており、アナザーディケイドのような悪魔という印象を受ける。また、オリジナルのディエンドと比べてもかなりマッシブな体格になっているのが特徴。その体型や体色の青色の増加、顔の紋様からアラジンと魔法のランプのランプの魔神のような印象もあり、その場合だと召喚者であるディエンドに対するアナザー要素とも取れるだろう。
複眼には黄色い模様が刻まれており、スリットの間に他のアナザーライダー同様の銀色の瞳が確認できる。
ベルトはアナザーディケイドと同型の眼球を思わせる生々しい形状となっており、アナザーディケイドのものと比べると青と黒が基調となっている。
能力
チノマナコ同様、歴代怪人を召喚する能力を持ち、劇中では恐竜グリード、スミロドン・ドーパント、アークオルフェノクなどを召喚している。怪人召喚時は禍々しいカードのエフェクトから召喚する。
しかし本家ディエンドと違い、ディエンドライバーに該当する武器は装備していないようで、戦闘時は素手による格闘で戦う他、ディメンションシュートを彷彿とさせる禍々しいエネルギー波を放って攻撃する事も可能。
誕生による改変
アナザーディケイド誕生後の門矢士が歴史改変の影響を受けなかったように、本来のディエンドである海東大樹にも特に影響はないと思われる。
余談
- スーツは上記2体の改造と思われる(ただし口元の形状が違う為、新造の可能性も否定できない)。
- 過去の平成ライダー作品に登場するサブライダーのアナザーライダーとしては、アナザーリュウガに続いて2体目となる。
関連タグ
仮面ライダージオウ アナザーライダー 仮面ライダーディエンド
以下、『ゲイツ、マジェスティ』のネタバレ注意!
「真の救世主である私の力にひれ伏すがいい…!!」
CV:渡邊圭祐
アナザーディエンドの変身者は白ウォズ。
かつてスウォルツによっていくつもの並行世界が生み出された影響で消滅を免れていたらしく、海東を襲撃して彼からディエンドの力を強奪、アナザーディエンドの力を手にしていた。(なお、アナザーディエンドウォッチを体内に取り込む際は口で頬張って取り込んでいる)
その後は歴史を創り直された影響でライダーの力と記憶を失っていた明光院ゲイツの前に現れ、彼にライダーの力と記憶を戻した上でその力を奪い、自分が真の救世主になる事を目論む。
また、ゲイツ達に襲い掛かってきたカッシーンもオーマジオウではなくアナザーディエンドが召喚した存在であり、海東がカッシーンを操っているかのように見せかける事で、彼に疑いの目が向けられるよう仕向けていた。
しかし物語の終盤、自身が召喚したカッシーン軍団はゲイツリバイブ・グランドジオウ・ウォズギンガファイナリー・ツクヨミによって殲滅された挙句、さらに召喚した恐竜グリード、スミロドン・ドーパント、アークオルフェノクの3体もゲイツマジェスティによって倒されてしまい、自身はゲイツマジェスティの必殺技「エル・サルバトーレタイムバースト」を喰らい敗北。
ディエンドの力を海東に取り返され、最期は黒ウォズによって口で吸収されて彼と一つになり消滅したのだった。