「俺のマジックで貰っちゃったよ」
プロフィール
どんなモノも小石大に! マッドイリュージョニスト
読めない手さばきで瞬時に奪い閉じ込める
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
概要
敵連合の一人。雄英高校への林間合宿襲撃に「開闢行動隊」から加入。
人物
黒い目出し帽の上に白の仮面を被り、丈の長いトレンチコートと羽飾りのついたシルクハットが特徴の男性。自称・元エンターテイナー。
マジシャンのような言動で相手を煙に巻くことが多い。一方で戦闘は不得手らしく、あまり直接攻撃などはしないタイプ(本人曰く「逃げ足と欺くことだけが取り柄」)。
年齢不詳。一人称は「俺」。年下に対しては「おじさん」を自称するなど、飄々とした性格の持ち主。若者のように言動が荒っぽい時もあるが、基本的には紳士的な振る舞いを見せる。
登場時によって模様の異なる仮面を着けている。この仮面は何度か外しているが、仮面の下にはさらに目出し帽を被っており、素顔は未だ明らかではない。ただ、わずかに覗く鋭い目付き(アニメでは茶色の瞳)から、かなりのイケメンの模様。
死柄木弔のサポートや一時的に指揮を取る、仲間のフォローに走る、連絡を担当するなど黒霧とは別に実働面で連合の右腕的存在となっている。
動向
林間合宿襲撃の際は、緑谷・爆豪・轟・常闇・障子が一緒に行動していたところ、その内の常闇と爆豪を音もなく攫った上で挑発してきた。緑谷、轟、障子の追撃により常闇は取り逃がすも、当初の目的通り爆豪を連れ去ることの成功する。
死穢八斎會のオーバーホールとの接触した際は、マグネを殺害したオーバーホールを圧縮しようと試みるも個性を一時的に使えなくなる特殊な銃弾で封じられ、更に彼の個性によりマジシャンの宝とも言うべき左腕を失う結果となった。
現在は闇ブローカーの義爛経由で手に入れた義肢を使用している。
異能解放軍との抗争の際は、状況判断をしつつ解放戦士達と交戦する。
連合の勝利後、超常解放戦線結成後はスピナーと共に開闢行動支援連隊「BROWN」の隊長に任命される。
個性
個性は『圧縮』。
自分や対象の周囲の空間を球状に切り取り、ビー玉サイズにまで一瞬で縮小する。圧縮対象は複数でも可能で、指を鳴らすなど自分の意思で解除できる。
圧縮されると重さも小さくなるのか、人が入った球を二つ口に含んだり手に持っても負担なく動き回っていた。球の中身は外からは見えず、確認のために一度解除していることから、自身も判別はできない様子(アニメでは分かりやすいように中身が見えている)。
物や人を運ぶ、人の動きを封じる、壁や天井に穴を開け続け、無理矢理通路を作ったりと非常に便利な個性。対象の一部だけ封じ込めることで、対象を破壊することもできる。
今のところ切り取りの範囲や硬度限界などは分かっていないが、敵に回すと手強い個性である。現在確認できる最大の切り取り範囲は、乗用車が1台丸々収まるほど。
経歴
- 連合に所属する理由などは現在未だ不明。犯罪歴から怪盗として全国指名手配の身である。