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バット(北斗の拳)の編集履歴

2020-03-20 03:12:12 バージョン

バット(北斗の拳)

ばっと

バットとは、武論尊・原哲夫の漫画『北斗の拳』の登場人物である。

※ 他のバットについてはこちらの記事を参照。

概要

主人公ケンシロウを追い旅をし続けた少年。ケンシロウとはリンの村で知り合った。

ラオウ編以降も成長した姿で登場。「北斗の軍」の若きリーダーとして、圧政を敷く帝都軍に立ち向かう戦士へと成長する。


少年期

林檎と空き缶屋くん

CV:鈴木みえ(テレビアニメ版)/ 恒松あゆみ(格闘ゲーム) / 浪川大輔(新劇場版シリーズ)/ 庄司宇芽香(北斗無双)


物語開始当初はリンの村にある牢屋の中に捕らえられており(TVアニメ版では元々コソ泥を働いており、村に何度も盗みを働いた常習犯として捕まったとされる)、ケンシロウが村で仕掛けた罠にかかり、水を狙う暴漢の仲間と疑われ同じ牢に入れられた際に知り合った。


ジード襲撃時のケンシロウの超人的且つ圧倒的な強さを見たときは、恐怖の余り思わず失禁してしまったが、「アイツ(=ケンシロウ)と一緒にいりゃあ、食いっぱぐれることはねえぜ!」という理由で、以降はケンシロウの旅に同行するようになる。後に二人を追ってきたリンとも再会し、共にケンシロウの闘いを見守り続けた。


当初の彼の性格は大変狡猾で利己的(荒廃した世界では仕方のないことかもしれないが)であり、ケンシロウに対しても「そんな甘っちょろい性格でよく今日まで生き延びられたモンだぜ!」と嘲笑する場面も。ケンシロウの超人的強さを前述通り「メシの種」としか見ておらず、それを利用して水・食糧を持っていそうな人間に介入し、報酬としてそれらを要求するなどしていたが、己の利益を考えず、弱き者の為に悪党との闘いに身をただ投じるケンシロウの姿に何時しか憧れと尊敬を抱くようになる。心の中では密かにケンシロウを「アニキ」として慕っていたことを物語終盤に吐露している。


一方、ケンシロウからは自身の旅に同行することで二人を危険にさらすことを危惧され、信頼できる人物を見つけ次第そこでの保護を依頼する場面が何度かあったが、その都度二人で抜け出しケンシロウのもとに戻ってきてしまうのが殆どだった。しかし、ラオウとの最終決戦では「おまえたちがこの最後の闘いを見届けるのだ」と、はじめてケンシロウ自らが闘いへの同行を願い出た。


ケンシロウたちに出会う以前は、戦争で親を亡くしトヨという老女のもとで養子として育てられていたが、孤児の中でも年長者で人一倍食べる自分がいては他の子供たちに迷惑がかかるという理由で家出したことが明かされる。後にトヨとは作中で再会するが、ジャッカルの卑劣な罠により絶命してしまう。哀しみの涙にくれるバットの側にいたのも、義母の仇を討ったのもすべてケンシロウだった。


その他、滞在するマミヤの村に拳王軍が襲撃した際も追手の矢を見舞いながらも仲間に危機を知らせに現れたり、リンの回想では旅の間に何度も彼女を守っている姿が思い出されるなど、本来は他人を思いやる心優しい少年であることがうかがえる。


青年期

せいちょう…

CV:難波圭一(テレビアニメ版) / 岸尾だいすけ(真・北斗無双)


ラオウが天へ還り、ケンシロウがユリアとともに安住の地へ旅立った後、成長したバットはリンと共に、圧政を敷く帝都軍に対抗する「北斗の軍」を組織する。乱世に希望を捨てたかつての少年の姿はなりを潜め、一人の戦士として奴隷解放のために戦い続けていた。


帝都からは反乱軍の指導者としてリンともども賞金がかけられ、それを狙う帝都兵や賞金稼ぎからたびたび襲撃を受けていることが語られており、身体には敵の攻撃からリンを身を呈して守った際に付いた傷がいくつもあり、作中では首筋の生々しい傷跡が晒されている。ケンシロウと再会した際は、彼から「男の顔になったな、バット!」という言葉をかけられ、嬉し涙を流していた。


長年苦楽をともにしたリンに対して密かに恋心を抱いていたが、リンのケンシロウへの慕情にも昔から気付いており、自身の想いを伝えることはしなかった。後にリンは修羅の国へ連れさらわれ、カイオウにより、記憶を失い初めて目にした者だけを愛するという破孔・死環白を突かれ、意識を失ったまま野に放たれる。修羅たちの餌食になりかけた彼女を守り続けたヒョウからその事情を聞き、今こそ彼女の想いを成就させようとケンシロウに会わせるが、ケンシロウはリンを受け止めることを拒否しバットに彼女のことを託す。


ケンシロウが去った後、バットを慕うようになったリンと結婚式を挙げるが、偽りの愛ではなく彼女の本当の想いを尊重したバットは秘孔を突いて再びリンの記憶を奪い、かつて三人が最初に出会った思い出の場所(リンの村)へと共に旅立つ。なんとか彼女の記憶を呼び覚まそうとする最中、とある経緯で同じく記憶を失ったケンシロウと再会する。このまま二人を結ばせようと彼らを残し立ち去るが、かつてケンシロウに両眼を裂かれ復讐鬼となったボルゲの暴走を目の当たりにし、愛する二人の幸せを守るため、決死の覚悟でボルゲに挑む。


なお、少年期に比べて顔立ちがあまりにも変化していることはファンの間でよくネタにされている。レイジュウザを彷彿とさせる凛々しい顔立ちのイケメンであるが、帝都のエリアに侵入するつもりが真っ先にバレたり、天帝の幽閉される地下への落とし穴を偶然発見するなど、少年期をおもわせるコミカルな姿を見せることも。


DD北斗の拳

遅れたバットの日の絵

CV:森嶋秀太


核戦争で崩壊しなかった世界のバット。平和な現代日本にて、リンの父が経営するコンビニエンスストアでアルバイトをしている大学生。作中唯一の常識人で、ケンシロウをはじめとする暴走する拳士たちにツッコミを入れる苦労人。


ケンシロウたちと違い二頭身にデフォルメされておらず、原作の少年期より年齢を重ねている印象だが、顔立ちや髪型は少年の頃に近い。アニメ版では、頭部に少年時代のトレードマークだったゴーグルを着けている。


北斗の拳イチゴ味

(アニメ版CV:山下大輝)

本作では貴重な、それでいてブレないツッコミ役。リンと共に天然ボケ進行中のケンシロウの保護者を務め、どうしたらいいか分からなくなったケンシロウに的確なアドバイスを送るありがたい存在。たまにボケにブレる他キャラとは違い、最後までツッコミでいられるのは彼だけなので、労ってあげよう。


戦闘スタイル

基本的には体術の他にボウガンや剣といった様々な武器を使用して戦うが、ケンシロウに対する憧れや彼の闘いを間近で見てきた影響なのか、経絡秘孔をいくつか使いこなしている描写がある。


帝都のエリアをアインと二人だけで陥落させたり、あのファルコですら苦戦した修羅を不意打ちではあるが一撃で倒すなど、これまで登場してきた拳士たちに負けずとも劣らぬ強さを誇る。

…と思いきや、最終章で野盗・ボルゲに苦戦するなど、その力量はいまいちはっきりしない。

(もっとも、ファルコを苦しめた名も無き修羅に比べ羅将や群将以外の修羅は明らかに実力で見劣りしていたし、ボルゲに敗れたのは自分を片腕に見せかけたボルゲの策に嵌り不意打ちを食らったせいなので力量を測る手段としては心もとないのだが。)


関連イラスト

一粒で二度おいしい…無題

※ その他のイラスト→pixiv「バット 北斗の拳」で検索

関連タグ

北斗の拳

ケンシロウ リン

ボールの棒北痘神げんこつ

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