堕天使(遊戯王)
だてんし
堕天使とは、トレーディングカードゲーム『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』における名称カテゴリーの一つである。英語名は「Darklord」。
概要
トレーディングカードゲーム『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』の『ブースターSP-デステニー・ソルジャーズ-』において「堕天使」の名称を指定する効果を持つカードが登場したことからカテゴリー化されたカード群である。
『ブースターSP-デステニー・ソルジャーズ-』で登場した「堕天使」モンスターは、
- 高レベルの闇属性・天使族効果モンスターであり、堕天使ルシフェル以外は「同名モンスターを1ターンに1度しか召喚できない制約」と「手札から発動する効果」、「1000LPを支払うことで墓地から「堕天使」魔法・罠カードの効果を発動できる効果」を持つ。
- アブラハムの宗教において堕天使とされる天使や、悪魔と見なされた異教の神々をモチーフとしている。
- 頭上に赤く、鋸の刃のようなものが伸びた光輪を掲げる姿。
といった特徴で統一されている。
……しかしそれ以前にもOCGオリジナルの「堕天使」モンスターカードがカード化されていたり、
漫画『遊戯王GX』において響みどりが使用した「堕天使」モンスターカード群が登場していたり、
ハッキリ言って『ブースターSP-デステニー・ソルジャーズ-』『ROTD』『LVP2』初出組以外は統一性がない
(堕天使マリーに至っては悪魔族であり、「堕天使」モンスターの中で唯一種族すら異なる)
という、良くも悪くも神の法にまつろわぬ様を体現した天使達の集まりとなっている。
禁じられたシリーズや神の宣告とは舞台背景を共有しており、「神の忠告」に描かれていた女性全員が堕天使化するなど世界観がえらいことになっている。