カードテキスト
堕天使マスティマ/Darklord Nasten
自分は「堕天使マスティマ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
その(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外の「堕天使」カード2枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1000LPを払い、自分の墓地の「堕天使」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
その魔法・罠カードの効果を適用する。
その後、墓地のそのカードをデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
概要
堕天使モンスターの1体であり、自己特殊召喚効果を持っている。
その効果だが、「手札から特定のカード2枚を捨て」「自身を手札から特殊召喚する」ため、2枚のディスアドバンテージを負うことになる。
これは一見すると非常に重く効率の悪い効果に思えるが、このカードが活躍する【堕天使】においては話が違ってくる。
堕天使モンスターは「上級・最上級モンスターが主軸」「フィールドに出せば墓地に落ちた堕天使魔法・カードの効果を使える」という特徴がある。
このカードは【堕天使】の「高レベルモンスターを多数採用するために手札事故を招きやすい」「フィールドに出さなければ魔法・罠の効果を使えない」という大きな弱点になりがちな2点を、自己特殊召喚効果によって大幅にケアしているのである。
また、コストで堕天使魔法・罠カードを落としても自身の2つ目の効果で即座に使用できるので、この動きによって手札の損失を取り戻すことも十分に可能となっている。
さらに、コストにした堕天使モンスターを堕天使スペルビアや堕天使の戒壇で蘇生することもできる。
このような点から、堕天使イシュタムとともに【堕天使】の潤滑剤として、代用の利かない重要な役割を持つカードといえるだろう。
余談
元ネタの性質や堕天使の戒壇や神属の堕天使などのイラストを鑑みるに、堕天使側と対立する神側のスパイと目されている…というか、後者のカード名からして確定である。
また堕天使でありながら本来はありえない白い羽を有している。(一般的に天使が堕天すると白から黒へと変わる)(遊戯王にても完全に白い羽の堕天使はマスティマのみ)
関連タグ
『ブースターSP-デステニー・ソルジャーズ-』で登場した「堕天使」モンスターカード
レベル11
レベル10
レベル9
レベル7
- 堕天使マスティマ