概要
いわゆる天使の輪だが、美術の歴史においては天使よりはむしろ聖人や王や政治家の肖像画に描かれることが多かった。光輪を描くことによって、その人物の権威を象徴していた。
仏教、キリスト教、ヒンドゥー教を含めて紀元前から洋の東西を問わず用いられた表現様式であり、世俗の英雄的な人物に用いられることもあった。
絵画の写実性が時代と共に高まるにつれて衰退していき、現在ではファインアートではなくポップカルチャーで主に用いられている。
関連タグ
オリオール/Aureole:輪状ではなく全身から出るパターンに使われる呼称(要はオーラ)
伊達征士:『鎧伝サムライトルーパー』の登場人物の一人。彼が装着する鎧、および二つ名に「光輪」の名称が採用されている