概要
その他レクス・ゴドウィンが所持しているのを確認できる。
イラスト内の人物はカード名で示された「神」であると推察でき、他のカードのイラストでは堕天使陣営と敵対している。
Vol.6と7のカードを復刻収録したパック「鋼鉄の襲撃者」で2期デザインとなった。同時にカウンター罠を示すアイコンが追加、エラッタによる記述追加で特殊召喚も無効に出来るようになった。
- エラッタ前は特殊召喚を無効に出来なかった。(昇天の角笛も同様)
カードテキスト
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
解説
モンスターの召喚行為or魔法罠の発動を無効化できる万能カウンター。
一切の発動条件こそ無く、ライフポイントの半分というコスト数値は一見すると膨大に見えるが、固定値ではない為どんなにライフポイントが少ない状況でも払えるという見方も可能となる。
デュエル開始時の8000ポイントのままだった場合には4000ポイントも支払わされることになるためうかつに発動すればさすがに大きな痛手となりやすいが、そのような状況では相手もまだカードを展開しきっていない事が多く、このカードでうまく妨害できれば相手の戦術次第では出鼻を挫きそのままこちらの勝利に持ち込むことも不可能ではないため、このカードを温存せずに思い切って4000ポイント支払って発動するという手も一考に値する。
また、固定値のライフコストを要求するカードと併用する場合、このカードを先に使ってしまうとそちらのライフコストを確保しづらくなってしまいやすいため、発動する順番に気を付ける必要があるだろう。
発動するタイミングの見極めが難しいが、うまく活用できれば相応に見返りも大きい、ハイリスクハイリターンなカードと言える。
そのため一時期は非常に高い採用率を誇り、特にシンクロモンスターの登場当初はシンクロモンスターの展開を許してしまうと8000のライフポイントが一気に削られてしまう事も珍しくなくなり、このカードで破壊したシンクロモンスターはシンクロ召喚そのものを無効にされるため蘇生制限を満たしていない扱いとなり蘇生も封じられる、上述した通りライフコストが固定値ではないため複数枚使用した場合でもライフコストを払えなくなる事が無いといった理由から3枚積む事も当たり前とされ、制限カードに上り詰めた事もあった。
現在でも豊穣のアルテミス等カウンター罠のサポートカードを駆使するパーミッション系のデッキを組む際には真っ先に採用候補として挙げられるカードの一つとなる。
特にカウンター罠をサーチしたりライフコストを無視できるようにする解放のアリアドネとの相性の良さは絶大である。
弱点らしい弱点はカテゴリに属していないため、カテゴリに対応したサーチカード等のサポートを受けられないくらいであり、最近ではこの弱点も上述した解放のアリアドネ等の登場によりだいぶ緩和されたと言える。
他には罠カードなので一度伏せてターンを終了するまで発動できない点、それまでに既に展開を許してしまっている場合には状況の打開に繋げにくい点にも注意が必要である。
「ライトニング・ストーム」の登場により、メタビートにおける重要度は上がっているかもしれない。
関連タグ
- Vol.6パック初登場カウンター罠カードの同期
- 神の忠告に描かれし彼の配下……だった2人組。
禁じられたシリーズ
- 彼のコレクションと思われる品々。
- 後の失楽の堕天使に私的に利用されてしまう。