曖昧さ回避
- アメリカの捜査機関「海軍犯罪捜査局」の略称、並びにそれを題材にしたアメリカ・CBS製作の人気犯罪捜査ドラマシリーズ。本記事で解説する。
- 日本のロックバンド「Nothing's Carved In Stone」の略称。タグによく使用される。→Nothing'sCarvedInStone
概要
NCISとは、アメリカの捜査機関の略称及びそれを題材にした海外ドラマ。
実在のNCIS
正式名称は「Naval Criminal Investigative Service(海軍犯罪捜査局)」。海軍省傘下の法執行機関で、主にアメリカ海軍や海兵隊で起こった事件が捜査対象。ちなみに職員は文民の捜査官で、海軍の憲兵はまた別に存在する。
ドラマの方
邦題は『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』。
アメリカの3大ネットワークの一つCBSで2003年から放送開始。元々は同じ局で放送していたドラマ「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフとしてスタートした。日本ではCS局の「FOXチャンネル」、BS局の「Dlife」、テレビ東京の「ランチチャンネル」(お昼にやってる海外ドラマ枠・現「海外ドラマセレクション」)、シーズン1〜5のDVDで視聴可能。
2020年現在、シーズン17を放送中。
日本語吹き替え版はパラマウント版とDlife版の2種類存在し、シーズン1と2のDVDはパラマウント版だが、シーズン3以降のDVDはDlife版に声優が統一されている。よって当ページでも基本的に後者のキャストを記述。
主要登場人物
※降板のため現在は出演していない人物もいる。最新のキャスト等は外部リンク参照。ここでは主にシーズン13までのキャストを記す。
- リロイ・ジェスロ・ギブス/演:マーク・ハーモン/声:井上和彦
- アンソニー・“トニー”・ディノッゾ/演:マイケル・ウェザリー/声:森宮隆
- ティモシー・“ティム”・ファラガット・マクギー/演:ショーン・マーレイ/声:会一太郎
- ハイテク関係に強く解析・情報収集能力に長けた新人。よくトニーにからかわれるが、トニー退職後は古株メンバーとして上級捜査官となっている。後述のアビーと一時期付き合っていたが、現在は別の女性と結婚し子供が生まれた。
- ジヴァ・ダヴィード/演:コート・デ・パブロ/声:大津愛理
- シーズン2から登場する元イスラエル諜報特務庁(通称モサド)の職員(連絡将校)。暗殺、尋問、スパイ活動のスペシャリストで、特に暗殺は「証拠も残さず殺害ができる」とのこと。シーズン11でけじめからチームを離反した後、トニーとの間に出来た子供を残して迫撃砲で暗殺される。しかし後のシーズン16で生存が判明する。
- アビゲイル・“アビー”・シュート/演:ポーリー・ペレット/声:愛河里花子
- おさげとゴシックファッションが特徴の化学分析官。大概の分析を一人で行う。ギブス同様、カフェイン中毒で「カフパウ」と言うカフェイン入り炭酸飲料が好き。「パイロット版」「LA版」にも出演。
その他
- ケイトリン・“ケイト”・トッド
- シーズン1〜2に登場するシークレットサービスの女性護衛官。第一話のエアフォースワンでの合同捜査の後に護衛官を辞職。ギブスに誘われる形でNCISに転職し、得意のプロファイリングと似顔絵で活躍した。シーズン2のラストでアリ・ハスワリに狙撃されて殉職するが、以降も回想シーンや対話の中で名前が出るほど存在の大きい人物。特にシーズン3ではそれぞれのイメージという形で幻想としてメンバーの心に残り続けている。後に姉のレイチェルが登場する。
- ジェニー・シェパード
- シーズン3〜5に登場したNCIS局長。武装政府機関としては初の女性局長。かつてギブスの部下であり、男女の仲だった過去を持つ。ギブス曰く「現場向き」とのこと。自身の余命を知りながらもそれを隠していたが、過去のいざこざで命を狙われ、ギブスの恩師であるフランクスと行動をしている間に襲撃に合って殉職した。
- レオン・ヴァンス
- NCISの副局長。ギブスやジヴァの父とは古い間柄。良くも悪くも冷徹で有能な人物。シーズン5からジェニーの後任として局長となる。「LA版」のシーズン1にも出演している。
- トバイアス・C・フォーネル
- FBIの特別捜査官。事件の管轄が度々一緒になる事が多いためかNCISとFBIの窓口的役割をすることが多い。
(スピンオフの)スピンオフ
NCISのロサンゼルス支局の活躍を描いた「NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班」が2009年よりスタート。
また、2014年からニューオーリンズ支局を舞台にした「NCIS:ニューオーリンズ」も放送開始した。
関連タグ
ちなみに…
最近では、例のブラウザゲーム界隈絡みで以下のようなタグにも。
- NCISさんこっちです
- NCISを呼んでこい(捜査協力要請)