「野郎、これがてめぇの最初で最後にしてやる!」
CV:吉水孝宏
概要
Case File 29「炎の新戦士」に登場。
30世紀において武器の密売を行った罪により、圧縮冷凍の刑を受けていたロンダー囚人。
虫のサナギを思わせる姿を持ち、ヘルメットから赤く大きな複眼を覗かせた白い頭部をしているが、胴体は黒い全身タイツを思わせるスーツの上から青い装甲を着用した外見である。
武器の密売人であるだけあってその扱いは上手く、劇中では武装である剣と銃を巧みに操ってタイムレンジャー及びタイムファイヤーと大立ち回りを繰り広げる程の腕前を見せた。
劇中ではギエンの手で解凍され、何らかの理由で現代に現れたブイレックスの捕獲の為に動く。
活躍
原因は不明だが、何らかの理由で30世紀から現代にブイレックスが迷い込んだのを受け、その入手を目論むギエンに解凍されて行動を開始。
腕に仕組まれた探査機でその制御装置であるブイコマンダーをゼニットと共に探査すると、果たしてブイコマンダーの間近まで到着する。だが、折しもタックもブイコマンダーのパルスをキャッチしていた為、駆け付けたレッド以外のタイムレンジャーとの戦闘に突入する。
4人相手にハマーは巧みに剣と銃を操って大立ち回りを繰り広げ、レッド不在の所為でボルテックバズーカを使用出来ない4人を追い詰めて行く。
やがて4人に銃で止めを刺そうとするも、其処へ現れた滝沢直人がブイコマンダーを入手して変身したタイムファイヤーに妨害されてしまう。
更に差し向けたゼニット達も一掃され、タイムファイヤーと互角の戦いを繰り広げるが、DVディフェンダーの射撃に怯んだ隙を突かれ、DVリフレイザーを喰らって圧縮冷凍された。
余談
名前の由来はハンマーから。
彼が登場したCase File 29はタイムファイヤーのデビュー戦、及びブイレックスの初登場回となった。
声を演じる吉水氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となり、4年後の『特捜戦隊デカレンジャー』ではリングアナの役を担当。(かつて高田延彦のいたプロレス団体でリングアナをしていたこともある。)
更に2009年上映の『炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』ではヌンチャクバンキの声を担当している。
関連タグ
未来戦隊タイムレンジャー ロンダーズファミリー ロンダー囚人
エージェント・アブレラ:4年後に登場する同業者。