※アニメ派は閲覧注意!
CV:悠木碧
概要
鬼殺隊の最高管理者である産屋敷の一族の97代目当主・産屋敷耀哉の5人いる子供の一人。
子どもの中では唯一の黒髪で、かつ男の子である。つまり、産屋敷家の跡継ぎ。
アニメでは名前が出ておらず、『童子』とされていた。
彼を含め、きょうだい揃って母である産屋敷あまねに顔がよく似ている。
初登場は炭治郎が参加した最終選別の案内役だった。
その際に顔がよく似た彼の姉妹と一緒にいたため、双子の姉妹のように思われたが、コミック収録時に「どちらかが男の子」と記述されていた。
また、柱合会議が収録された6巻では、最終選別の案内役として現れていない姉妹がさらに二人登場。同巻では実は5人きょうだいであること、及び女装しているのは、産屋敷の男子は病弱なため13歳までは女子として育てるからという理由が明かされた(実際厄除けで男子を女子として育てる風習はある)。
最終選別以降は、堕姫と妓夫太郎を倒した際に、望外の喜びの顔を見せる父・耀哉が、その後血を吐くように咳きこんだコマで、「父上!!」と心配して駆け寄る様子が描かれるのみで、本編に登場することはしばらくなかったが…。
以下ネタバレ注意
17巻以降のネタバレ
単行本16巻にて、父・輝哉と母・あまね、姉妹のうち姉のひなき・にちかが、鬼舞辻無惨と対峙し死亡した。
この後に98代目の当主となったと同時に、年齢が8歳であることが判明している(また、コミック17巻にて彼らきょうだいは五つ子であることが明かされた)。
当主となったため、男子の正装に変わっている。
炭治郎及び柱達が鳴女に捕捉され、無限城に取り込まれたため、共に生き残った妹のかなた・くいなと共に戦局を見通すため、協力者である愈史郎の術である『目』を使って、城内の製図化、および指揮をしている。
その際の見事な采配、鬼殺隊士を先代のように名前で呼び捨てしていることから、既に当主としての自覚が現れている。
両親からは(短命であるが故に)人よりも早く大人となるべく厳しい教育を受けていたが、同時に愛情をもって育てられとても慕っていたことが作中で語られた。
関連タグ
父:産屋敷耀哉
母:産屋敷あまね
以下、単行本未収録のネタバレ注意
単行本未収録のネタバレ
しかし無惨が繭の状態から回復し、その場にいた隊士達が皆殺しにされた際は動揺して指示を出せなくなるなど、まだ当主としての精神面は未熟である一面が描かれている。
また、禰豆子が炭治郎の危機を察し飛び出した直後に「禰豆子は好きにさせなさい 大丈夫だから」という父の声を聞いた時は、父を思い涙を流していた。
204話では最後の柱合会議にて、柱の中で生き残った義勇と実弥に向けて妹達と共に心からの感謝の言葉を贈ったところ、2人から「礼など必要御座いません」「輝利哉様が立派に務めを果たされたこと 御父上含め産屋敷家御先祖の皆様も 誇りに思っておられることでしょう」と返され、大粒の涙を流していた。
最終回では無惨が死んだ事で呪いから解放され、人並みの寿命を得たどころか現代まで長く生き続けており、日本最高齢を記録しテレビで報道されている。
名字しか出ていないが、恐らく本人の可能性が高い。本編の舞台は最終選別での炭治郎と手鬼のやり取りから大正3年~大正7年(1914年~1917年)とされ、本話における現代が令和2年(2020年)とすると、現在の彼の年齢は111歳~114歳ということになる。