クランチュラ「ラグビー邪面はヨドン皇帝と闇の保険を契約していた。これで、闇エナジーの2割が補填される。 これからが本番だ…! 邪面獣ラガーリガニー、ゆけ!」
データ
身長/43.7m
全長/51.3m
体重/1995.2t
邪面/ラガー→地球のスポーツ競技「ラグビー」をおこなう鍛え抜かれた選手のこと
概要
クランチュラが、ザリガニに似た闇獣・リガニーに地球のスポーツ選手「ラガー」を模した邪面を被らせた邪面獣。
甲殻類に見える緑色の甲羅を持つオーソドックスな怪獣の出で立ちに、長い首の先端にヤカンの注ぎ口の様な一対の角を備えたラグビーキャップ状の邪面を被っている。
本物のラグビーよろしくラグビーボールの代わりにガスタンクを抱えて驀進し、巨体と膂力から繰り出される強烈なタックルでビルを破壊する。
ただ裏返すとパワー位しか取り柄が無く、突進を封じられるとほぼ一方的になすがままとなってしまう。
活躍
ラグビー邪面が地球で闇エナジーを集める作戦を展開している裏でクランチュラの手で邪面を装着され、地球に送り込まれるのを待っていた。
やがてラグビー邪面はキラメイジャーに敗北するも、彼がヨドン皇帝と交わした『闇の保険』の契約仲介も務めていたクランチュラはその証である血の付いた邪面を取り出して術を使用。それによりラグビー邪面の生命力が大量の闇エナジーに変換された事で召喚を行うエネルギーが貯まり、満を持して地球に送り出される。
黒雲と共に街へ現れるや手頃なガスタンクを引っこ抜き地面を割りながらの全力疾走を始めるも、そこにスカイメイジの件で合体能力のイメージを得た魔進ファイヤ・魔進ショベロー・魔進マッハが各々のパートナーを乗せて登場。ショベローとマッハを合体(リフトアップ)させたファイヤに転ばされた隙に、相手はランドメイジへと変形する。
そこからすかさず、転んだ拍子に手放したガスタンクをランドメイジに蹴り飛ばされる形で爆破処分されたのに怒ってタックルを仕掛けるも、押し出している所でキラメイバーニングを至近距離で浴び、体勢を崩した所をラダーパンチ等の格闘で反撃される。これに尻尾の振り回しで抵抗するも逆に左腕で掴まれて投げ飛ばされた挙句、地面に叩き付けられた所をラダービヨンドで押さえ付けられ、そこにラダーを伝ったマッハからの連続体当たりを貰った。
そして最後は押さえ付けられたまま、『ランドラウンドスマッシュ』を叩き込まれて爆散した。
余談
ザリガニをモチーフにした戦隊怪人は『星獣戦隊ギンガマン』のグリンジー以来22年振りとなり、こちらもハサミを強調しないザリガニモチーフの怪人である。
邪面にヤカンの意匠があるのは、ヤカンの水を直接飲むラガーマンのイメージから来ている。