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ハンターウルフの編集履歴

2020-06-26 21:28:59 バージョン

ハンターウルフ

はんたーうるふ

玩具・アニメシリーズ『ゾイド』に登場する架空の金属生命体の一種。

スペック

機体名ハンターウルフ
英表記HUNTERWOLF
番号ZW16
所属フリーダム団(FREE DOM)
分類
骨格分類4脚獣骨格
異名孤高の音速狼
全長8.9m
全高4.4m
重量41.0t
最高速度270km/h
発掘地域ワイルド大陸 砂漠地帯
IQ77
本能解放技名ハウリングシャウト
搭乗者ソルトゾイドワイルド) / スピーゲル(ZERO
ステータス
  • アタック:7
  • ディフェンス:7
  • スピード:10
  • スタミナ:9
  • IQ:6
  • ワイルドブラスト:9
武装
  • ソニックブースター
  • ハウリングガン
装備
  • レゾナフリル
  • レゾカウル
  • エアロテイル
クラスM
動力モーター(単4形乾電池×1本)
発売日2018年12月27日
価格3000円(税抜)
組立時間約40分

「駆けろ!ハンターウルフ!俺の魂と共に!」


概要

強い脚力を持ち、音速のスピードと内なる力を秘める狼種の中型ゾイド。ソニックブースターとハウリングガンは共に複数の機能を備えた音波砲であり、明確な砲系武装を(しかも複数)備えている点では本シリーズ初のゾイドとなる。胸部のハウリングガンはワイルドライガーの咆哮砲とは異なり、攻撃力を持つ小型の衝撃波砲 (旧シリーズの衝撃砲とは異なると思われる)である。


ハンターウルフ最大の特徴は本能解放に2つの形態があるという点で、第1形態(ファースト・ギア)は背中のソニックブースターから発生する衝撃を推進力に変え高速移動し爪や牙で攻撃する。第2形態(セカンド・ギア)は前方に向けたソニックブースターと喉からソニックシックル(音波鎌)を発生させて敵を切り刻む。


地上のハンターウルフの遠吠えに呼応し、地中の骨が共鳴して風を起こすことがあると言われており、発掘者はその風を手掛かりにするという。


本能解放技は激しく遠吠えして、喉とソニックブースターからソニックシックル(音波鎌)を発生させ、周囲を無差別に切り刻む「ハウリングシャウト」。


アニメでの活躍

アニメではソルトの相棒として登場し、彼を幼少期から育て上げた過去を持つ。その為か初登場の時点で既にゾイドキーを保有しており、ワイルドブラストを発動させることができた。


極度の方向音痴であるソルトとは違い、ハンターウルフ自身はそうではないらしく、第35話でアラシとソルト以外のメンバーが風邪にかかり、彼らに薬を届ける際にソルトの方向指示を無視して道を進んでいった。(アラシでさえ、ソルトではなくハンターウルフに「帰り道を覚えているか」と確認した程)


そのスピードを活かし、単独行動しようとしたアラシとワイルドライガーに先回りした事がある他、ハウリングシャウトはステゴゼーゲなどの強敵撃破に貢献している。


ゾイドキーの形は尻尾を模した物。また他のゾイドキーでは緑もしくは青の玉石の部分が黄色になっている。セカンド・ギアの発動は、挿した状態のゾイドキーを捻る事で行う。


キットについて

キットはモーター動力のM型。スイッチを入れると口を開閉させながら前進する。

ワイルドブラストギミックは手動式。背部のレゾカウルを持ち上げ、ソニックブースターの先端を押し込むことで第1形態となり、ブースターを回転させながら歩行する。更にレゾカウルとソニックブースターを前方に倒すと第2形態に移行。ブースターの回転に加えてレゾカウルを上下させるアクションへと切り替わる。


バリエーション

ハンターウルフツクヨミ

ニンテンドーSWITCH用ソフト『ゾイドワイルド キングオブブラスト』に登場する亜種。

草原や原野に生息し、そこに吹く風を読んで武器とする。月夜に遠吠えすると大気密度が上昇し空気層が厚くなって偏向する事により月が赤く見えるようになるとされている。


ハンターウルフコマンド

アーケードゲーム『ゾイドワイルド バトルカードハンター』に登場する伝説の亜種。

カラーリングがまんまコマンドウルフである。

ゲーム中では引換券を当てるとキット用のアーマーパーツが貰えるキャンペーンを実施していた。


真帝国軍用ハンターウルフ

ゾイドワイルドZEROに登場。

ランド博士が密かに改造した個体で紫色の装甲に両前脚部にガトリング砲、背中のレゾカウルに全天候型ハイパワーブースターとA-Z超電磁ブレードを装備させており(もちろん両目はz-oバイザーで覆われている)、真帝国軍の戦力に加えられる事になる。


ドライパンサーが整備中のスピーゲルに与えられ(その際スピーゲルはこのウルフを「美しい」と称賛している)、ギレル少佐搭乗のスナイプテラと対戦する事になるがランド博士によって改造されている為か通常形態でもギレルのスナイプテラと互角に渡り合い、逆に兵器解放によるソニックシックルでプテラのウイングを片方破壊するほど追いつめては撤退させている。


余談だがこの個体のソニックシックルは改造されている為なのかこの個体特有のものなのか不明だが形状は鎌型ではなく回転ノコギリ型でどちらかと言えば『ソニックソーサー』の方がぴったりと言える。(ちなみに見た目は空気でできたコレと言える)



余談

ゾイドワイルドのゾイドでは初の2種類の本能解放を持つゾイドで、ガノンタスに続いて明確な飛び道具系の攻撃手段をもつゾイドである。

また、音または風の「刃」をメインウエポンに使用するゾイドも珍しい。他には例えばバイオプテラが該当するが、劇中で明確に攻撃として使用するのはハンターウルフが初である。


ブースターと武装の砲身が真の意味で一体化しているゾイドという意味でも初である。

ブースターと砲が一体化しており、当代最速の四足ゾイドという点や過去シリーズの仲間の賞金稼ぎのオオカミ型ゾイドの搭乗者繋がりでもライトニングサイクスとも似ている。


ブースターを搭載した格闘系猛獣モチーフのゾイドというコンセプトはブレードライガーライガーゼロなどを彷彿させ、補助と攻撃を両立させた武装はブレードライガーABのアタックブースターやケーニッヒウルフの2連装マルチディスチャージャー(インフィニティ版)を連想させる。


武装の呼称が旧シリーズ寄りの横文字なのも特徴。

歴代で、ウルフ型ゾイドにブースターが搭載されていながらライガー型に装備されていないのは、ラ・カンソードウルフに続いて二例目 (ハヤテライガーは別にするが)。


また、ファングタイガー同様、尻尾を打撃武器として使用したのは、同系列のゾイドではアニメで初である。


関連タグ

ゾイド ZOIDS  ゾイドワイルド フリーダム団 

コマンドウルフ ケーニッヒウルフ

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