アイちゃん(仮面ライダーゼロワン)
あいちゃん
「私、アイちゃんです。おはよう!」
CV:M・A・O
概要
これまでヒューマギア関連のサポートが主だった飛電製作所における、記念すべき最初の製品となる。
滅との一件を経て、主に人間の職業をサポートするヒューマギアとは異なる新たなAIの在り方を模索していた或人が、悩みを抱え占いに頼る不破の姿を見たことで、自身が作りたいと思うAIの着想を得て、ボットの協力のもと開発した。
丸っこいフォルムの手のひらサイズのAIユニットで、機能は「人間のそばにいて、話を聞いてくれる『だけ』」というシンプルさ。
ボット曰く、「或人の理念を形にするのにヒューマギアの形に囚われる必要はない」ということでこうした形態となった。
劇中で果たした役割
- 第36話「ワタシがアークで仮面ライダー」
A.I.M.S.入隊時のZAIAによる記憶改竄で、死んだと思い込んでいた家族が実は生きている事を知り、連絡が取れなくなっている自分を家族が心配していないか、会うべきか悩んでいた不破の為に開発。悩む不破に「不破さんが本当にどうしたいか、もっと素直になって自分に聞いてみなよ」とアドバイスして背中を押し、実家を訪れた不破は、家族の元気な姿を見る事で、心のモヤモヤを取り払った。
その後、(理由があるとはいえ)仮面ライダーアークゼロとしてアークを地上に解き放ってしまった事を激しく後悔し「私のせいだ」と自責の念に囚われていた唯阿に不破から託された。果たして、アイちゃんは傷ついた唯阿の心に何をもたらすのか……。
余談
声を演じるM・A・Oこと市道真央女史は『海賊戦隊ゴーカイジャー』にてルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー役で女優として出演後、声優として『宇宙戦隊キュウレンジャー』のラプター283/ワシピンク、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のチビガルーの声を担当する等、過去のスーパー戦隊シリーズに多く出演していたが、今回で遂に満を持して仮面ライダーシリーズ初出演となった。
同時に小宮有紗女史と並んで新旧戦隊イエローが当作品に出演した事になる。
因みに、仮面ライダーシリーズの人物として登場するのは初だが、スーパーヒーロー大戦や超スーパーヒーロー大戦ではスーパー戦隊シリーズの登場人物として仮面ライダーシリーズの登場人物と関わっていること自体はある。