演:武田幸三
概要
ノバショッカーの創設者の1人にして、ウルガの片腕を務めるコンドルの能力を持つ改造人間。普段は禿頭の男性の姿で行動している。
その姿は嘗て1号ライダーが対決したショッカーのエース怪人ゲバコンドルに酷似した姿をしている為、おそらくゲバゴンドルのデーターを元に更に改良を加えて生まれた派生怪人だと推測される。
飛行能力以外の特殊能力は持っていないが、戦闘の際は持ち前の怪力を駆使して敵を粉砕する戦法を好んで使用する。なお、人間態の姿でもその怪力を発揮する事が出来る。
寡黙な性格の持ち主であまり多くは語らないが、仲間意識やウルガに対する忠誠心は誰よりも強く、強大な力を持つ“アレクサンダー眼魂”の力に振る舞わされるウルガを心配したり、最終的に力に飲み込まれ完全にウルガの人格が失われてしまった後も戸惑いつつも(彼を止めてようと奔走していた?)共に破壊活動を行うなどの行動を見せていた。
何度もゴースト、スペクターを圧倒し、破壊活動の際もゴーストが変身した鎧武魂の『大橙一刀』、ウィザード魂のビッグからのデコピン、ドライブ魂の『スピードロップ』の3連発を耐え抜くほどのタフネスを見せつけたが、最期は1号ライダーのライダーパンチで怯んだところにオレ魂の『オメガブレイク』を立て続けに受けて爆死した。
派生作品
『伝説!ライダーの魂!』にて闇の意志が復活させたアレクサンダー眼魂の力で蘇る。 ウルガと共にゴーストとスペクターに襲いかかるも、スペクターに殴り飛ばされ、起き上がった所に1号魂に変身したゴーストのライダーパンチを受け爆死。
『仮面戦隊ゴライダー』ではトーテマが作り出した怪人の1体として登場。
ただし、目立ったライダーとの戦いはなく、空気感が半端ない。
しかも、決戦にもトーテマに召喚されたシーンが確認できただけで、いつの間にかいなくなっていた。
余談
モチーフはもちろんゲバコンドル。なぜモチーフに取り入れとのかと言うとデザインを担当した竹谷隆之が「藤岡弘、とゲバコンドルを戦わせたい」という事でモチーフに取り入れたらしい(原作のゲバコンドルは藤岡氏が一時降板した後に登場したショッカー怪人であるため)。
なお、名前はコンドルではなく、バッファローを連想させるものとなっているが、理由は全くの不明。