吸血殺し編
でぃーぷぶらっどへん
『とある魔術の禁書目録』第2巻のお話。 正式名称は無いが、アプリゲーム『とある魔術の禁書目録 幻想収束』のメインストーリーではこちらの名称となっている。
「わたし──────」
「──────わたし、またころしたのね」
あらすじ
「そこ、女の子が捕まってるから」
“超能力”が一般科学として認知された学園都市、その『三沢塾』で一人の巫女が囚われの身となった。そして、どうやら首謀者は、魔術側の人間らしい。上条当麻は魔術師ステイルからそう説明され、すなおにうん、と返事をした。
「簡単に頷かないで欲しいね。君だって一緒に来るんだから」
「…………はあぁ!?」
真夏の日差しの中、不気味にそびえ立つビルに二人は向かっていく。
魔術師、吸血殺し(ディープブラッド)、禁書目録(インデックス)、そして上条当麻。全ての線が交差するとき、物語は始まる──!
登場人物
上条当麻サイド
- ※1 CVはスタッフの飼い猫。
『三沢塾』
ローマ正教一三騎士団
- ※4 アニメで喋っていたので追加。しかしこの人物なのかどうかは判断しにくい。青髪と同じ声優さん。
特徴
今回のコンセプトは『バッドエンド』。
アウレオルスは『失敗した上条当麻の姿』、姫神は『ヒロインになりきれなかった少女』というテーマで描かれている。
ちなみにこの話はコミカライズ化されておらず、漫画版の方ではそもそも事件が起きていない事に。姫神はのんびりと過ごした後に上条達の高校へ転校、アウレオルスに至っては登場の機会すら失われた(一応漫画版1巻に彼と思われるシルエットが描かれている)