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永瀬拓矢の編集履歴

2020-09-24 20:13:36 バージョン

永瀬拓矢

ながせたくや

日本の将棋棋士八段。2020年現在、王座を保持する。

基本プロフィール

棋士番号276
生年月日1992年9月5日(28歳)
出身地神奈川県横浜市
師匠安恵照剛八段
段位八段
保持タイトル王座(第67期)
竜王戦1組(1組-2期)
順位戦B級1組5位(B級1組-2期)

棋歴

2004年9月、12歳で奨励会に入会。順調に昇級・昇段を続け、2009年10月に17歳でプロデビュー(四段昇段)。2012年度、新人王戦・加古川清流戦で共に棋戦優勝。

2013年度、第39期棋王戦挑戦者決定トーナメントにおいて、羽生善治三冠を本戦・敗者復活戦で2度破り、挑戦者決定戦まで勝ち上がるが、惜しくも三浦弘行九段に破れ挑戦を逃す。

2015年度、第28期竜王戦ではランキング戦4組優勝ながらも藤井猛九段・佐藤康光九段・羽生名人ら1組出場棋士を立て続けに連破し、挑戦者決定戦三番勝負まで勝ち上がるが、1勝2敗で惜しくも渡辺明棋王に破れ挑戦を逃す。

2016年度、第87期棋聖戦挑戦者決定戦で村山慈明七段を降し、初のタイトル挑戦を決める。羽生棋聖との番勝負は、先に2勝1敗でカド番に追い詰めるもそこから2連敗となり、惜しくもタイトル獲得とはならなかった。

2018年度、第77期B級2組順位戦では10連勝の好成績でB級1組への昇級を決める。

2019年度、第4期叡王戦挑戦者決定戦で菅井竜也七段を破り2度目のタイトル挑戦を決める。高見泰地叡王との番勝負は4連勝のストレートで破り、初タイトルの叡王を獲得する。

同年度、第67期王座戦挑戦者決定戦では豊島将之名人を破り、タイトル挑戦を決める。斎藤慎太郎王座との番勝負は3連勝のストレートで破り奪取。二冠王となった。また、タイトル2期獲得の規定により八段昇段。

2020年度、第90期棋聖戦・第60期王位戦では挑戦者決定戦まで勝ち進むも、ともに藤井聡太七段(現)に敗れる。

第5期叡王戦では豊島竜王を挑戦者に迎える。番勝負は3勝4敗2持将棋1千日手の大激闘の末に失冠。王座のみの一冠に後退する。


余談

彼の代名詞とされるのが「千日手を全く厭わない」姿勢にある。棋士にとって「ちょっと有利かも?」とされる先手番をもっても、不利な状況・おもしろくない状況に置かれたならば、すぐに千日手の筋を手繰り寄せようとする豪腕の持ち主。2011年に行われた第61回NHK杯1回戦において、佐藤康光九段相手にNHK杯では初の2回千日手の末に勝利する。

また、初のタイトル戦となった第87期棋聖戦第1局でも、羽生棋聖相手に千日手の末こちらも勝利と、勝利に対する貪欲さは刮目すべきものがある。

著書のタイトルにも、誰が付けたか「永瀬流 負けない将棋」

前述の通り勝利に対する執念は棋士間でも群を抜いているが、将棋に対する生真面目な姿勢も印象的。「あなたにとって将棋とは?」と言う問いに対して、「生きる目的をくれるもの」と断言するくらいである。

また、将棋界屈指の羽生キラーである(羽生九段相手に7勝4敗)。


棋戦優勝履歴

八大タイトル戦(登場予定も含む)

※は現在保有しているタイトル

棋戦名獲得数(年度)登場回数(年度)備考
竜王--
名人--
叡王1期(2018年度)2回 (2018年度・2019年度)
王位--
王座1期(2019年度)2回(2019年度・2020年度)
棋王-1回(2017年度)
王将--
棋聖-1回 (2016年度)

計2期(登場6回)


(若手限定参加棋戦)

棋戦名優勝回数備考
新人王戦1回 (2012年度)
加古川清流戦1回 (2012年度)

計2回


関連タグ

将棋 棋士 王座戦(将棋・囲碁のタイトル戦) 将棋タイトルホルダー一覧


関連タグ

永瀬拓矢|棋士データベース|日本将棋連盟

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