概要
主にYouTubeに投稿されている、東方projectの二次創作作品。
内容としては、豊聡耳神子(ミミズク)とレミリア・スカーレット(コウモリ)が織りなす、やり取りを中心に話が展開する。(この二人が登場しない回も存在する)
ゆっくりボイスとそれなりの百合要素がある。
現在までに第8話+第1~5話までのNG集を含めた、合計9個が投稿されている。
最大の特徴は、かわやばぐ氏独特の柔らかくかつ、美しい絵柄である。
また、登場するキャラクターの衣装もオリジナル要素が入っており、原作と比べるとかなり印象が変わっているキャラも存在する。
登場キャラクター
主人公
- 豊聡耳神子
このシリーズの主人公。
玄関にのための置き物を模索したところ、自身のセンスを屠自古に理解して貰えなかったため、家を飛び出し、レミリアと出会う。
レミリアのことは「女史」と呼んでいる。
なかなかのプレイボーイ(女性だが)で、きれいな女性を見ると必ずと言ってもいいほど声をかけるらしい。
事実、第七話で旧地獄を訪れた際にも、パルスィが妬みをつかさどる妖怪と分かっておきながらも彼女のことをナンパしている。
ちなみに聖のことは苦手なようだが、果たして?。
- レミリア・スカーレット
このシリーズのもう一人の主人公。
草むらで自分のカリスマを探していた(?)ところ、神子と偶然出会う。
神子が自宅で受けた待遇が自身のと似ていたため彼女と意気投合し、彼女の家に、「威厳の再興と維持を考える会」と題して、花札をして遊んだり、逆に彼女を夕食に誘ったりするほどの仲となる。
そのルックスと言動の可愛さ故に周りからよく「天使のような悪魔」と表現されるが、彼女自身はそれを嫌がっている。
ちなみに、NG集では事あるごとにスタッフあるいはディレクター(恐らくかわやばぐ氏本人と思われる)に苦言を呈しており、中々の大物女優っぷりを発揮している。
神霊廟組
- 蘇我屠自古
第一話から登場。
神子の身の回りの世話をする奥さん兼お母さん役。()
ツッコミ役で、神子の言動を正そうとする。
堅物のような振る舞いをしているが、本当は甘い物好き、可愛いもの好きで、本心ではレミリアをモフモフしたいと思っている。
そのことを神子や娘々らに見抜かれており、よくいじられる。
意外なことに一番NGテイクを出していた。
神霊廟に住む道士。
近頃、レミリアを始めとした妖風情が霊廟に入り浸っていることを気にしており、そのことをなぜか命蓮寺に愚痴るのが最近の日課となっている。
寺に通ううちに一輪から友人以上の特別な感情を抱かれるのだが、彼女自身はそのことに気づいていない。
- 霍青娥
神霊廟に住む邪仙。
常に芳香を連れており、ミミズクとコウモリの恋模様を影で(面白半分に)見守っている。
第三話では、余計なことを口走り、芳香共々(理不尽)屠自古に電撃でお仕置きされる、という体を張った芸人魂を披露した。
- 宮古芳香
娘々によって蘇生させられたキョンシー。
キョンシーであるがゆえにか、周りの人物関係は気にしていないように見える。
額に付いているお札をフゥーフゥーする可愛い癖がある。
第9話では、マミゾウによりお札を取られてしまい、放浪しながら歌を詠んでいた。
紅魔館組
紅魔館のメイド長。
屠自古と同様にこちらも第一話から登場する。
主であるレミリアの可愛さを誰よりも理解しており、彼女のためなら地獄の底までもついていく覚悟。
屠自古とは(従者という立場的に)似た者同士であるにも関わらず、第一話から険悪な雰囲気になっており、第六話にて、ついに向き合った。
だが、話しているうちにお互いレミリアの可愛さを理解し合える仲となり、神子&レミリアが見つけた時には、二人で泣き崩れていた。
紅魔館の図書館にいる魔女。
レミリアの親友で、極度のコミュ障。
魔理沙と仲良くしたい(最終目的は彼女にプロポーズさせたい)と願っているのだが、コミュ障であるがゆえになかなか上手くいかない。
とある人物が著した、ハウツー本を愛読しており、本人曰く「心のバイブル」。
因みに服装が初登場の第五話、及び第六話では、従来のZUN帽だったが、第七話からフードに変わっている。
パチュリーの使い魔。
腹黒い性格で、自分の失態を他人に擦り付けたり、お仕置きをくらった腹いせに魔理沙に図書館に設置されているトラップについて情報を流したり、さらにその情報も魔理沙をとらえるためだったりとなかなかのものである。
腐女子でもあり、彼女自慢のコレクションが図書館の棚を一つ勝手に占領しているほど。
また、他者の恋模様に妙に興奮する精神の持ち主である。
レミリアの妹。
少々サイコパスな性格で、レミリア曰く「一番遭遇しちゃいけない奴」。
自身の「何でもデストロイする程度の能力」を使った、『きゅっとしてガマン』という遊びを発明したらしい。
紅魔館の門番だが、相変わらずのザル警備。
シリーズ中何度も魔理沙の侵入を許しているほか、神霊廟組が遊びに来た時も居眠りの間に侵入されている。
神子曰く「起きてさえいれば優秀な門番」。
旧地獄及び地霊殿組
第3話にて初登場。
覚妖怪であり、古明地さとりの妹。
娘々曰く「自分以上に神出鬼没な隠密少女(ステルスガール)」。
彼女についてきて、神霊廟にやって来る。
初登場時は無邪気な可愛い少女、といった雰囲気だったが、第7話で再登場した際は実は姉よりもしっかりした性格であることが判明した。
挨拶がてら、ハグをされるのを好む。
- 古明地さとり
地霊殿の主であり、こいしの姉。
自分との共通点が多いレミリアと友人以上の関係を持ちたがっている。
気にいった者をペットにして調教してしまう癖があり、レミリアのこともペットにしようと画策する。
ただ、自分の考えていることをすぐ口走ってしまうため、レミリアに全てばれてしまう。
こいし曰く「おぼこの癖に知識だけは豊富な耳年増モンスター」。
髪型、服装などが原作と大きく異なっており、見た目の印象が一番変わったキャラクターである。
地霊殿で働いている妖怪。
たまたまレミリアがさとりにマウントを取っていたところへ部屋に入ってきて、妙に興奮していた。
その姿はどこか小悪魔を彷彿とさせる。
さとりから間違って口走った彼女自身ののミスを擦り付けられていた。(理不尽)
お燐と同じく地霊殿で働いている。
超がつくほどの馬鹿正直で、神子が地霊殿にやってきたのをさとりに報告するも、「名前は聞いたけど忘れた!」と言う始末。
さとりも「正直でいい子」と半ば諦めているように思える。
- 水橋パルスィ
旧地獄の橋に佇んでいたところを神子にナンパされる。
原作及び、二次創作でよく描かれるような妬みキャラではなく、あくまで他者の妬みなどの感情に影響を及ぼす力がある、という設定である。
勇儀と付き合っており、さらには神子にも大切な人がいることを感じ取ったため、彼女の誘いを断った。
- 星熊勇儀
旧地獄に住まう鬼。
パルスィの恋人で、彼女をナンパした神子に対して「噓つきのニオイがぷんぷんする」と言って警戒していた。
だが、神子が酒の話をしたとたん態度を変え、日時や場所についてしきりに迫っていた。
その他のキャラクター
- 霧雨魔理沙
普通の魔法使い。
上記のメンバー以外では最も出演回数が多い。(全8話中3話に登場)
頻繫に紅魔館へ本を盗みに入っているらしく、最近、紅魔館の図書館には魔理沙にしか作動しないトラップが配置された。
しかし、そのトラップの本当の目的はパチュリーが魔理沙と会うための口述のため、さらには魔理沙と仲良くなるためなのだが、やり方がやり方のために魔理沙はその真意を見抜けないでいる。
(さらには、パチュリーが元々コミュ障なことと、妙なハウツー本を愛読していることにも原因がある。)
- 聖白蓮
命蓮寺の尼僧。
第4話にて登場。
寺に愚痴をこぼしにきていた布都の悩みを解決するために(半ば強引に)神霊廟へ出向く。
神子にぞっこんであり、気持ちは完全に奥さん気分。
神子本人はまんざらでもなさそうだが、「屠自古がキレる」という理由から彼女とは距離をおいているもよう。
魔理沙と同じく魔法使い。
人形使いでもあり、上海人形を常に連れている。
とある調べもので紅魔館へ訪れた際に、パチュリーから魔理沙と仲良くなる方法を教える羽目になる。
パチュリーが愛読しているハウツー本と彼女自身の性格のせいで中々上達せず、最終的に堪忍袋の緒が爆発寸前になっていた。
その豹変っぷりに魔理沙から「キャラがぶれてる」と言われてしまった。
第9話にて登場。
聖の妄言の真相を確かめるべく、神霊廟へ訪れる。
そこで、芳香に化けて潜伏したが、あぐらをかいていたので布都に不思議がられる。
その後、聖にも化けるが、神子に直ぐに見破られ、正体を現す。
特にいざこざはなかったが、直後に神子が始めたレミリアと屠自古との茶番劇に困惑していた。
- 雲居一輪
命蓮寺に住む修行僧であり、妖怪。
近頃愚痴をこぼしに毎日寺に来る布都を慰めているうちに彼女に特別な感情を抱いてゆく。
だが、布都自身は気づいていない。
二人の恋や如何に!?
命蓮寺に住む妖怪。
セリフはなく、一輪と共に布都を慰めている様子が描かれている。
命蓮寺に住む入道の妖怪。
布都と一輪の様子を影で見ていて、二人が友人以上の距離感であることを感じ取っていた。
聖のセリフのみで登場。
彼女曰く、神子(父)と聖(母)の娘。
- まぁまぁ使えるモブ
魔理沙のセリフに登場。
彼女が話しているときのイメージが、紅白の陰陽と幣だったので、もしかすると……?(いや、もしかしなくても)
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