雑賀孫市(戦国BASARA)
さいかまごいち
概要
『戦国BASARA3』にてプレイヤー武将として初登場。
凄腕の傭兵集団・雑賀衆を率いる三代目頭領。
非常にクールで誇り高い性格をしている。
「雑賀衆」が最強だと強く自負しており、雑賀衆全体が「個は全、全は個」を信条しているように、彼女自身も個としての考え方ではなく、「雑賀衆」全体での考え方を遵守している。
非常に用心深く、金銭や感情にも左右されず、ただ「雑賀衆」を高く評価する者とのみ契約をする。
尚、ゲーム本編で長曾我部元親から『サヤカ』と呼ばれている事から本名は「サヤカ」と思われるが、本人はその名前で呼ばれることを嫌がる。
自身たち雑賀衆は誇り高き『八咫烏』と称しているが、元親を始めとしてとぼけた思想や発言をした者に対しては、「烏（からす：馬鹿者の意味）」呼ばわりする。
雑賀衆がとある人物と契約している時の戦にて、先代（二代目雑賀孫市）が織田信長に殺された上に、雑賀衆も一度壊滅状態になっており、この件を契機に織田信長に極めて強い憎しみを抱いている。
5周年メモリワークスによると、先代とは愛し合った仲らしい。
伊達政宗とは顔なじみらしいが、これは史実の伊達家が雑賀衆を雇っていたことが関係していると思われる。
冷静で聡明な人物だが、前田慶次に紹介された通りに前田利家を「利」、まつを「まつ姉ちゃん」と呼び続けるなど天然ボケな一面をもつらしい。
戦国BASARA3
ルートや各キャラのドラマ絵巻によって契約の赤い鐘を鳴らす相手が変わる。
また、長曾我部のドラマ絵巻青・緑ルートでは、四国壊滅の真実を解明するためのキーパーソンとなり、情報を集めて長曾我部に協力する。
本能寺ルートでは先代の敵を討つべく信長と対決する。
戦国BASARA4
創世ルートでは、雑賀衆が契約するにふさわしい相手や雑賀衆の未来を考えるストーリーになっている。
また、ドラマルートでは慶次からとある人物と契約してほしいと頼まれ、契約するにふさわしいか見極めに行く。
今回は専用ステージが無く、誰かに雇われている形式で登場する。
戦国BASARAバトルパーティー
かすがのドラマモードに登場。命じられて雑賀衆を偵察していたかすがに、己の生き様を問う。
容姿
雑賀孫市が女性だったという大胆なアレンジが加えられているが、これは史実の雑賀衆の中に女性名と思しき人物が含まれているという部分を踏まえており、
「『雑賀孫市』は襲名だから女性が襲名していてもいいんじゃないか?」
という発想から実現したものである（ただし似たような設定（女性が襲名）は『修羅の刻（織田信長編）』や『婆裟羅』で既にやっている）。
服装は簡単な鎧と動きやすそうなレギンス、その上から腰布を巻いているというシンプルなもの。
ちなみに第2衣装は彼女の容姿も相まってバイ〇ハザードに出ていてもおかしくないデザインになっている。
バトルスタイル
バトルスタイルは、基本は一丁のマグナム銃を使用するが、固有技でショットガンやマシンガンに持ち換え、通常攻撃として使用することもできる。
各武器の特徴は以下の通り。状況に応じて効果的な武器で進軍することがカギとなる。
- マグナム：標準的な武器。攻撃範囲はやや狭い。
- ショットガン：高い威力とそれなりの攻撃範囲をもつ。連射性能に難あり。
- マシンガン：随一の連射性能と攻撃範囲を誇る。一方威力は最低で、移動しながら攻撃できない。
他にも手榴弾やロケットランチャー、導火線付きの地雷など重火器も扱う。どこからともなくガトリングガンを取り出す濃姫といい勝負である。
アニメ
戦国BASARA The Last Party
3キャラだが未出演。
戦国BASARA Judge End
第1話にてワンカットのみ登場。本格的な登場は第2話から。
第2話にて徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍の両方から勧誘があるが、断る。
最終的に「まつを探している」という前田慶次と契約し、契約の赤い鐘を鳴らす。
その後は鶴姫が訪ねてきており、家康のことを相談される。
第6話にて長曾我部が「四国壊滅の仇討ち」の為に契約しに訪ねるが断り、情報を手に入れることをアドバイスし、自らも慶次と協力して情報を探す。
「天海の許に怪しい忍がいる」という情報を元に第7話にて駿府城を訪れ、結果的にまつを救出する。
その後、天海の企みによって第9話後半にて本能寺が復活する。先代の悲劇を繰り返さないために、織田信長の復活を阻止することを決意し乗り込む。
織田信長を蘇らせるために触媒とされているお市を発見し、まつと前田慶次と協力してお市を元に戻す。信長復活を阻止した。
その後は関ヶ原から撤収しており、後日談に当たる第12話後半にて、慶次に契約金を請求している。
余談
発表当初は「濃姫とどう差異を出せるのか？」と、一部ファンから心配されていた。