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ヘンリー(汽車のえほん)の編集履歴

2020-11-22 20:08:08 バージョン

ヘンリー(汽車のえほん)

へんりー

ヘンリーは『汽車のえほん』とそれをベースとする『きかんしゃトーマス』の登場キャラクター。

概要

ヘンリーは『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場する蒸気機関車のキャラクターである。


タグとしては、ヘンリー(きかんしゃトーマス)が既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。

汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。

汽車のえほんにおいてのヘンリー

データ

所属鉄道グレート・ノーザン鉄道→ノース・ウェスタン鉄道]]
製造年1919年
来島年1922年
性別男性
ベースカラー黄緑色→水色→黄緑色
番号(無し)→3
モデルグレート・ノーザン鉄道クラスA1 → ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道クラス5MT「ブラック・ファイブ」
初登場第1巻3だいの機関車

概要

汽車のえほんの第1巻『3だいの機関車』より初登場した大型テンダー式蒸気機関車。

1919年に生まれ、1922年に来島したとされる。


彼の誕生は、とても変わっている。盗まれたナイジェル・グレズリー卿が設計したロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道A1/A3の設計図を基にグレート・ノーザン鉄道クラスC1に合わせて作れらた、所謂まがい物であった。

1922年、太っちょの局長グレート・ノーザン鉄道クラスC1を注文していたのだが、使い物にならないヘンリーが届く自体となり、そのまま来島する。


塗装に関しては、『3だいの機関車』の時点で黄緑だったのだが、トンネルに閉じこもる騒動を起こした後、塗装を水色に変更した。しかし、『やっかいな機関車』の時に塗装が元の黄緑に戻されている(これはメタい話で言うと、絵師のレジナルド・ダルビーがヘンリーとゴードンの描き訳が出来なかったために、判別が難しくなったために色を戻した経緯がある)。


初期の頃は調子が悪い時が多く、休むこともあった。また窯が小さく、質の悪い石炭だと調子が悪くなることが判明し、石炭を上質なウェールズ炭に変更した所、問題が解決されている

1951年、フライング・キッパーの牽引中、大規模な脱線事故を起こして大破、その際クルー市で改造が行われている(この時、モデルがロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道クラス5MT「ブラック・ファイブ」)。

性格・特徴

性格は、自惚れ屋で、傲慢でわがままである。

相手の炭水車を羨ましく思う一面も確認できる。

運用

本線の運用を担当しており、旅客・貨物を行っている。

前述した通り初期は、調子が悪かったため通常列車もやっとだったが、改造後は急行の運用も担当するようになった。

一方、貨物列車で特筆すべきは、海産物を運搬する臨時速達貨物列車フライング・キッパーの主な担当を担っている。

イレギュラーな例としては、以下が挙げられる。

  • 汽車のえほんの機関車達が本当にいることを伝えるために、ロンドンの会場で展示されるメンバーの一員として参加。

きかんしゃトーマスにおいてのヘンリー

データ

所属鉄道グレート・ノーザン鉄道→ノース・ウェスタン鉄道]]
性別男性
ベースカラー黄緑色
番号3
日本版声優堀川りょう金丸淳一
モデルグレート・ノーザン鉄道クラスA1 → ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道クラス5MT「ブラック・ファイブ」
初登場でてこいヘンリー

概要

きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。

性格は、原作と同じ自惚れ屋で、傲慢でわがまま性格だったのだが、近年は大分落ち着き優しい性格になっている。

汽車のえほんとの違い

きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。

  • 木や自然が好きな設定が追加された。
  • 上述した通り、性格は、原作と同じ自惚れ屋で、傲慢でわがまま性格だったのだが、近年は大分落ち着き優しい性格になっている。
  • 本来改造され、特別な石炭が要らなくなったはずが、特別の石炭がないと不調になる設定がなぜか復活した。
  • 臆病な性格が強調されている。

ヘンリーの関する炎上問題

きかんしゃトーマスに登場するヘンリーに関して、炎上する事態が少なくとも1件起きている。

スチーム・チーム脱退問題

第8シリーズより使用されるようになったきかんしゃトーマスのユニット名が『スチーム・チーム』である。

第7シリーズ以前には無かった、所謂レギュラーメンバーの結成と言えるのだが、これ自体も第8シリーズ以降の評価同様、賛否が分かれている。しかし、そのユニットを結成した件で炎上したわけではない。

炎上するきっかけとなったのは、第22シリーズの方針転換であった。


現在、アメリカの大手玩具メーカーマテル社がきかんしゃトーマスの権利を所持していて、そのマテル社が作品の方針を変更することを決定する。

それにあたり様々な変更を加えることになったのだが、その一つが『スチーム・チーム』のメンバー入れ替えだったのである。

第21シリーズ以前の『スチーム・チーム』に入っていたエドワード・ヘンリー・トビーを脱退させ、新キャラのニアレベッカを加入させることにしたのである。

このレギュラー交代を加えた方針変更の対応に世界各国のファンの反応は最悪で、世界各国で大炎上する事態となった。

2次創作について

2次創作では、汽車のえほんベースの自惚れ屋で、傲慢でわがまま性格のものや、きかんしゃトーマスベースの優しい性格で描かれている。


海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。

それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやグレート・ノーザン鉄道クラスC1のモデル・ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道クラス5MT「ブラック・ファイブ」の姿をしたモデルなどがあったりする。

余談

ニコニコ動画では、中の人つながりで王子野菜西の高校生探偵と呼ばれることがある。(堀川氏が声優を担当していた動画でのみ。)


主役回の一つ「ヘンリーのもり」は彼の森や動物好きな設定が生かされたエピソードであるが

作者のウィルバート・オードリーがこのエピソードに「森で自由に休んでいたら本線の運行が遅れる」、「森のセットが線路に近すぎて火災の危険がある」と指摘したというエピソードはマニアの間では有名な話。

だが冒頭でヘンリーが客車を引いてくるシーンの美しい朝日やヘンリー専用のBGM、ジオラマのクオリティや終盤の森本レオのナレーションもこの話の見どころである。



関連タグ

汽車のえほん きかんしゃトーマス

ノース・ウェスタン鉄道 蒸気機関車


本線での同僚

ヘンリー ゴードン ジェームス くま 工場のディーゼル ピップ エマ

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