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アークスコーピオン!

概要

第44話にて初登場。仮面ライダー滅の強化形態「アークスコーピオン」に変身するためのプログライズキー。既に登場していた量産型のアークワンプログライズキーの1つである。

外観

配色こそアークワンプログライズキー同様の白と黒のツートンをしているものの、全体的なシルエットは同じく或人が所持するゼロツープログライズキーとほぼ同じであり、「セントラルゼア」に当たるコア部分は通信衛星アークのコアを象っている。

また、出力端子のキーコネクタ表面にはサソリの姿が描かれているものの、三角形の集合体で体節が表現されており、スティングスコーピオンのそれよりも攻撃的なデザインになっている。加えて、プログライズキーの名称・アビリティも記載がない。

機能

アークワンのキーと同様アークの概念を宿しているが、それに加えてサソリのライダモデルが内包されており、変身時には滅亡迅雷フォースライザーを使用した時と同様、紫の目と白銀の身体で出現している。しかし変身時に巻き付くライダモデルから現れるアークスコーピオンからは黒の流体金属が流れ落ちており、実際は全くの別物と思われる。

ライズスターターを起動するとアークを象った箇所が赤い光を放ち、キーコネクタが展開される。この時アークスコーピオンの音声だけでなく絶叫が鳴り響く。

第44話では同時に渡されたゼロワンドライバーを絶滅ドライバーへと変化させる、ラストの変身時にはの伸ばされた右手の空白に悪意のエフェクトを放ちながら出現するというように、製造された場所がアークの領域という特殊性からか他のプログライズキーとは異なる描写が見られた。

変身後はライダが使用してきた「ドライバー」のした変身ベルト同様、必殺技発動のスイッチとしての役割を果たす。

劇中での扱い

  • 第43話「ソレが心」

アークの領域内でアズが量産型の生産に取り組んでいたが、ラストでを失った悲しみに暮れる滅の前に現れた際に1枚を掲げて起動、自分たちをアークの領域内へと転移させ滅を煽動した。

  • 第44話「オマエ止められるのはただひとり」

恐らく前回アズが滅に見せたものと同じものが飛電ゼロワンドライバー(第39話でアークゼロが奪ったものか、その複製と思われる)と共に最終決戦の前夜の屋上にて滅へと渡され、直後に滅が起動した事でキー自体はアークスコーピオンプログライズキーに、ゼロワンドライバーも専用のドライバーへと変化した。

そして訪れた運命の最終決戦。滅をアークワンと同じくアークの力を宿した強化形態へと変身させた。

  • 第45話「ソレゾレの未来図」

最終話。戦いの中で一度はアークワンを必殺技「ヘイトレッドインパクト」でキーもドライバーも破壊して変身解除へと追いやるが、最後は或人が変身した新たなるゼロワンの必殺技により、絶滅ドライバー諸共破壊された。

立体物

プレバンの「DXメモリアルプログライズキーセット SIDE 滅亡迅雷.net」のセット内容として発売された。滅の他にアズの台詞も収録されている。

余談

  • 第43話の終了時のアイキャッチは通常とは少々異なっており、通常であればラストシーンがズームアウトしてプログライズキーのモニター上に表示され、そこにコネクタが覆いかぶさる演出だったのが、ラストシーンがキーコネクタの展開されていない量産型のアークワンプログライズキー表面に映し出されて悪意のエフェクトで塗り潰され、その周囲に悪意のエフェクトを放ちながら無数の量産型のアークワンプログライズキーが出現するという、アズの「悪意の連鎖は止まらないね」という発言を表現するかのようなモノだった。アークスコーピオンプログライズキー自体は続く第44話の終了時のアイキャッチで対決を表現するかのように、アークワンプログライズキーと隣り合う形で登場した。
  • 前述のとおりアークの概念を内包するという性質ゆえ、プログライズキー自体が悪意と連動しているかのような描写が見られるのだが、最終話で使用されたアークスコーピオン変身時に出現した大量のライダーウェポンも一定のダメージを受けると悪意のエフェクトを放ちながら消滅するという場面があった。

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