ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

愛の戦士レインボーマンの編集履歴

2011-11-07 04:58:21 バージョン

愛の戦士レインボーマン

あいのせんしれいんぼーまん

月光仮面の原作者で知られる川内康範原作の特撮ヒーロー作品。その個性的な作風からカルト的な人気を誇る。

愛の戦士レインボーマンとは、川内康範原作の漫画特撮テレビアニメ作品である。


あらすじ

アマチュアレスリングで名をはせた高校生、ヤマトタケシはを自分の不注意で交通事故に遭わせ、脚に障害を負わせてしまう。その治療費を稼ぐため、格闘技に更に磨きをかけプロレスラーとなり、有名になって金持ちになるべく、インドの山奥に住む奇蹟の聖者「ダイバ・ダッタ」のもとへと旅立った。折しも第三次印パ戦争の真っ只中であり、負傷したタケシだったが、年老いたダイバは彼に長年夢に見た伝説の七色の戦士、「レインボーマン」の素質を見出し、タケシを弟子に迎える。タケシが長く厳しい修行をしながらその地で見たものは、同じ人間同士が傷つき殺しあう民族間の紛争だった。ダイバは死んだ兵士を超能力を用いて蘇らせるが、生き返ったにも関わらず、再び争いを始める兵士達。ダイバが諭すと、その神々しさに感銘した兵士達は武器を捨て故郷へ帰っていった。タケシはダイバの偉大な力に改心し、自分の力を人々の役に立てようと誓う。やがて月日は流れ、ダイバは老衰し、その魂をタケシに委ねて果てる。その直後帰国したタケシは、自分が通っていたレスリングジムの経営者である正造が借金の保証人になっていることを知り、賭博レスリングで資金を稼ぐために単身マカオに飛ぶ。そこでタケシを待ち受けていたのは、日本没落と日本人抹殺を企む秘密結社、死ね死ね団だった。



主な登場人物


ヤマトタケシ

17歳の城東高校生でアマチュアレスリングの選手。「必殺回転落とし」という技を持ち「下町の黒豹」との異名をとるが、規定の試合に飽き足らず関東大会の決勝戦でこの技を使用し、4人もの怪我人を出してしまったために破門された。その後プロ入りを目指すも、プロには「必殺回転落とし」が通用しなかった。アマチュアレスリング時代の先輩・堀田からインドの山奥に住む聖人ダイバ・ダッタの話を聞き、強くなるため日本を離れて彼の弟子となった。一年間の苦しい修行の末、人類愛に目覚めてレインボーマンとなる。当初は典型的な軽い感じの若者で、しかも自信過剰な乱暴者だったが、死ね死ね団との死闘を繰り広げていくことで人間的に成長し、沈着冷静になった一方、次第にどこか陰のある青年となり、正体を明かすこともできずに苦悩する。スーツから顔が見えることから彼を演じていた俳優の水谷本人が衣装を着けて演技している。彼の変身した姿「レインボーマン」についてはレインボーマン参照。


ダイバ・ダッタ

インドの山奥に住む150歳の聖者であり、提婆達多がモチーフ。現地の人々にも信仰されており、様々な超能力を持つ。タケシに七色の戦士「レインボーマン」の素質を見出し、修行させる。やがて老衰を悟り、死に際にレインボーマンを伝授する。死後も霊体としてタケシの夢枕に立ちアドバイスをする。また、タケシの最大の弱点であるヨガの眠りの最中のピンチには、実体となってタケシを温泉に漬け凍傷から救ったり、タケシの目の前に現れ新しい技を伝授したりすることもある。「寿命が来た」と語り一度は完全に消滅したが、その後の素行から、生きているのか死んでいるのか判らない、得体の知れない存在となっている。タケシには「お師匠(おっしょう)」と呼ばれている。俳優が一緒であるせいか、その演技はコンドールマンのダバ老人のそれと同じに見える。彼を演じた俳優である井上すらもたまに回顧録において二者の撮影エピソードを混同している。


ヤマトみゆき

タケシの。兄思いの優しい少女。幼少の頃タケシと遊んでいる時に交通事故で怪我をし、足に障害を負ってしまい松葉杖の生活を強いられている。タケシはみゆきが怪我を負ったのは自分のせいだと常に自分を責め続け、いつか格闘技で大金を稼ぎ治療してやろうとしている。最終話にて、足の手術を受けるために海外へ旅立った。


ヤマトたみ

タケシとみゆきの。「おふくろ」というおにぎり屋を一人で経営している。タケシがレインボーマンだとは知らず、危ない目に遭い夜になっても度々帰ってこない息子を常に心配している。


ヤマト一郎

タケシとみゆきの。日洋新聞社の記者。海外特派員として東南アジアに出張してから消息が絶え、8年もの間行方不明になっていたが、実は死ね死ね団の存在を知って、彼等の手掛かりを追っていたために囚われの身になっていた。レインボーマンをおびき出すために利用され、タケシは日本国民の未来と父親を天秤に掛けざるを得なくなり苦悩する。正義感の強い性格で、ミスターKのことをミスター狂人と言い放ったこともある。26話にてタケシと共に死ね死ね団の海堡基地を壊滅させるも、ミスターKの凶弾を浴びて死亡。


ヤマト久蔵

タケシの祖父九州の朝霧高原で、示現流剣道部師範剣王塾を主宰する。怪我の影響で術が使えなくなったタケシの焦りを看破し、無の心を示唆する。


水野淑江

タケシの恋人である正造の経営する保育園「どんぐり園」の保母を勤めている。父と二人暮し。芯が強くしとやかな性格。死ね死ね団と戦うタケシを案じつつも見守っている。


水野正造

タケシの通うレスリングジム保育園「どんぐり園」の経営者。べらんめえ口調。通称レスキの正造。「レスキ」とは、「レスリングきちがい」の意味。借金抵当として保育園を取られようとしていた。タケシをプロレスラーに育て上げたかったらしい。


死ね死ね団の団員・幹部達

日本の壊滅を目論む組織。ヤマトタケシと敵対している。詳しいことは死ね死ね団参照。


関連タグ

レインボーマン

死ね死ね団

川内康範

昭和

ヒーロー

日本

愛国

反日

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました