マエストラーレ級
まえすとらーれきゅう
概要
2015年8月10日のアップデートにて新実装。イタリアン艦娘初の駆逐艦カテゴリーである。能力は一般的な駆逐艦とさほど変わらない程度のものだが、イタリア製の艦砲「120mm連装砲」を標準装備。駆逐艦用の砲としては珍しく命中に+1されるのが特徴で、改造すると更にもう一個持ってくる。
2020年10月29日のアップデートで「120mm/50 連装砲」に名称が変更された。それに伴い「マエストラーレ級」が装備した時に限り「火力+1、回避+1」の装備ボーナスが付加される様になった。
同日にはランカー報酬として上位装備の「120mm/50 連装砲 mod.1936」と「120mm/50 連装砲改 A.mod.1937」も先行配布された。前者は「120mm/50 連装砲」と比べて「対空+1、命中+1」性能がUPしているが火力は据え置き「マエストラーレ級」3隻が装備した際には「火力+2、対空+1、回避+1」の装備ボーナスが付く。妖精さんはマエストラーレ似。後者は「対空+2、命中+2」性能がUPしマエストラーレとリベッチオが装備した場合は「火力+2、対空+1、回避+2」、グレカーレが装備した場合は「火力+2、対空+1、回避+3」の装備ボーナスが付く。こちらの妖精はグレカーレ似。
「自動での先制対潜攻撃」は行えないものの対潜値が高く比較的早い段階で装備込みで対潜値【100】に到達する為イベント海域の序盤に対潜MAP等が登場した場合など「欧州」が舞台でないのなら早々に出撃させられる為重宝する。
4隻がそれぞれ方角に応じた風の名前を艦名としていることが特徴で、イタリアでは「ヴェンティ(風)級」とも通称される。
姉妹艦4隻により「イタリア王立海軍第十駆逐隊(X Squadriglia Cacciatorpediniere)」を編成していた。第十駆逐隊はこれで3組目がコンプリートしたことになる。駆逐艦級が勢揃いしたのは1隻のみの島風とサブタイプである暁型を除けば白露型に次いで2例目となる。
あと総じてデザイン担当のじじ氏の趣味か、全員児ポ案件になりかねないほどの容姿をしている。
2020年11月28日開始の2020年秋イベントで4番艦「シロッコ」が実装。海外艦では2組目のコンプリート達成となった(1組目は同国軽巡洋艦級のルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級)
艦娘
1番艦マエストラーレ
2018年9月12日に同年初秋イベの報酬として実装された長女。
ジェノヴァで修理中に休戦を迎え、自沈させられた史実を持つ。
名前は直訳すると「主となる(風)」となり、北西からアルプスを越えて吹き下ろす冷たい風を指す。
2番艦グレカーレ
2019年8月31日に同年夏イベの海域ドロップ艦として実装された次女。
同級で唯一大戦を生き残り、戦後も改修されて1960年代まで現役を保っていた。
名前は直訳すると「ギリシャの強風」となり、北東から吹く風を指す。
3番艦リベッチオ
2015年8月10日に同年夏イベの報酬として実装された三女。
健康的な小麦色の肌がどこかしらの旧ドイツ海軍の日焼け娘を彷彿とさせる。
実は彼女も史実の日米開戦前に戦没してしまった艦である。
名前は直訳すると「リビアの(風)」となり、南西から吹く地中海性の湿った風を指す。
4番艦シロッコ
2020年11月28日に同年冬イベの海域ドロップ艦として実装された四女。グレカーレに続きドロップ限定艦なので提督のリアルラックが試される。
未実装時から、既に名前ネタが確定してしまっていた(提督達は「スイカバー」を持って待っていたぞ)。2020/5/10にしーちゃん(C2機関アカウント)が唐突にZガンダムの話を振り出した。2020年11月9日の運営電文にて実装予告がなされていたが、これ以前に運営とじじ氏との間でなにやら戦いが繰り広げられてた模様。実装後は、某ニュータイプの愛機と引っかけて「ジ・PO」などと呼ばれつつある。
名前はアラビア語の「東風(sharqi)」を語源とし、アフリカから吹く暑い南風(南東風)を指す。
余談だが、戦後イタリア海軍に同じ名前で1982年から「マエストラーレ級」フリゲートが就役している。
(全8隻、ネームシップ「マエストラーレ」のみ2015年12月に退役。)
しかも1番~4番艦は駆逐艦の時と同じ順番で名前が受け継がれている。
曖昧さ回避
- 1934年に就役開始したイタリア海軍の駆逐艦→マエストラーレ級駆逐艦
- 1982年に就役開始したイタリア海軍のフリゲート