概要
GUYSの対怪獣、宇宙人用超絶科学技術として研究、応用されている超兵器。
地球外生物起源的超絶科学技術を意味するMuch Extrem Technology of Extraterrestrial ORiginの頭文字を取り、メテオールと呼ばれている。
ウルトラQからウルトラマン80までの時代「怪獣頻出期」においてウルトラマンを含んだ地球以外の文明を起源とする兵器や戦略の総称で、使用すれば驚異的な力を発現できるが技術的には不安要素も多く、「メテオール規約」と言う条例でその使用は厳しく制限されている。
運用には原則として緊急時に隊長以上の権限を持つ人物の発動の承認を受けたうえで、60秒という時間制限が存在する。
GUYSJAPANでは当初トリヤマ・ジュウキチ補佐官が発動承認を行っていたが、発動後の報告書提出を条件にサコミズ隊長に委任されている。
後年のジオマスケッティや特空機もメビウスの世界観ではメテオールに当たる。
小説『アンデレスホリゾント』によれば起源は科学特捜隊のマルス133と言われているが、アライソ整備班長は複数量産されたウルトラ警備隊のマグマライザーこそが起源であるという見解を示している。
また同小説に登場したガンクルセイダーの変形機能のように、メテオールに見えてメテオールではないものもある。
登場メテオール
名称 | 起源 | 説明 |
---|---|---|
ガイズマシン・マニューバモード | 各宇宙人の円盤 | 各ガイズマシンに搭載されているメテオール。発動すると普段ではできない超絶飛行や特殊装備が使用できる |
スペシウム弾頭弾 | スペシウム | スペシウム光線に含まれる宇宙由来の物質スペシウムを使用したミサイル。理論上スペシウム光線と同等の威力を持つが、複数を一か所集中させてヒットさせなければならない |
スペシウムトライデント | スペシウム | スペシウム弾頭弾の派生。三発同時に発射される |
ブリンガーファン | 不明 | 怪獣すら巻き上げる強力な竜巻 |
ペンレーション・ボルテクサー | 不明 | ブリンガーファンの派生。有毒ガスや気体をも吹き飛ばし、隠れている怪獣をあぶりだす |
マクスウェル・トルネード | 不明 | ブリンガーファンの派生。マクスウェルの悪魔理論に基づき、炎の竜巻を発生させる。エントロピー低下により強力な発熱効果を生み出す |
スパイラルウォール | 不明 | 高速回転する事でバリアを作り、敵からの攻撃を弾き返す |
インビンシブル・フェニックス | 不明 | 機体の分身のような形をした金色のエネルギーを発射する |
メモリーディスプレイ・カートリッジ | 不明 | 各メテオールのデータが入ったカートリッジ |
キャプチャーキューブ | 不明 | ドーム状のバリアを発生させ身を守る他、有害なエネルギーが飛び散らないよう防げる |
ニューロン・ニュートライザー | 不明 | 神経を麻痺させる光線を出す |
リージョン・リストラクター | 不明 | 対ヤプール用メテオール。超獣出現時に発生する異次元ゲートを強制的に封鎖する |
スピリット・セパレーター | 不明 | ウルトラマンの光線に含まれている元素と反応させ、人間に憑依した怪獣を分離させる |
マケット怪獣 | カプセル怪獣 | フェニックスネスト地下の粒子加速器で形成された高エネルギー分子ミストに過去出現した怪獣のデータを組み込んだ大型分子マケット |
フェニックスネスト・フライトモード | 不明 | フェニックスネストが変形した大型飛行機。主砲であるフェニックスキャノンからメテオール弾を発射する。変形後は掃除が大変 |
ディメンショナル・ディゾルバー | 不明 | リージョン・リストラクターの強化版。異次元ゲートを半永久的に封鎖する |
フェニックス・フェノメノン | 不明 | 怪獣や宇宙人を呼び寄せる時空波の発生源破壊の為のメテオール |
重力偏向盤 | 不明 | 地球の重力方向を変え、地球上の気体を大気圏外に吹き飛ばす |
グロテスセル | グロテス星人 | 空洞の物質に入ると生物の様に動き出す力を持つメテオール。以前グロテス星人が魔人の象をコダイゴンに変えたもの。カプセル一つでコダイゴン3つが作れるらしい |
自己催眠装置 | 各宇宙人の催眠術 | 偽の記憶を植え付ける。発動には「プロテ・ペガ・ペロリンガ」と言う合言葉が必要 |
マグネリウム・メディカライザー | マグネリューム鉱石 | 活動不能になったウルトラマンにエネルギーを与える装置。かつてガッツ星人に捕まったウルトラセブンを復活させたマグネリュームエネルギーの発展版 |
スペシウム・リダブライザー | スペシウム | ウルトラマンの光線に含まれるスペシウムエネルギーを増幅させるファイナルメテオール |
ガンスピンドリラー | マグマライザー | 小説『アンデレスホリゾント』に登場。機体の三分の一を占めるドリルとペガッサ製音波破砕装置で地底を掘り進む。構造上機体そのものがメテオールと言われている |
ウルトラアーマー | ルパーツ星人 | 小説『ウルトラマンF』に登場。イデ隊員にも解析できないメテオールとルパーツ星人からの技術提供で作られたパワードスーツ。科特隊の装備がそのまま使用可能 |
バルンガイージス | バルンガ | 小説『ウルトラマンF』に登場。エネルギーを無限に吸収するバルンガ構造体を利用した盾。使用前にハイパーゼットンに破壊された |