ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ホーエンハイム・エルリックの編集履歴

2021-02-06 22:19:58 バージョン

ホーエンハイム・エルリック

ひかりのほーえんはいむ

2003年に放送されたTVアニメ鋼の錬金術師(旧鋼)に登場したキャラクター。

CV:江原正士


※ネタバレ注意


概要

漫画『鋼の錬金術師』を原作とした2003年版のテレビアニメ(通称「旧鋼」)に登場。同作における主人公であるエルリック兄弟の父親である。


通称『光のホーエンハイム』。

原作の『ヴァン・ホーエンハイム』と基本設定は同じだが、内面や辿ってきた過去などは異なる。なお、こちらは記事タイトルの通り、名前がホーエンハイム、姓がエルリックになっている。

外見上は、髪型が微妙に異なることや、毛の色がやや濃い点が異なる。


賢者の石の力で他者の身体を乗っ取り生き続けてきた人間。

賢者の石の錬成に成功するもリバウンドで死に瀕するが、ダンテの機転により屋敷の使用人にホーエンハイムの魂を移すことに成功。それを期に二人は長く生きらえることになる。

人の身体を乗っ取ることに何の躊躇いもないダンテと異なり、ホーエンハイムは罪悪感に苛まれており、やがて彼女の元から姿を消す原因の一つともなっている。

ダンテとの間に儲けた子供が水銀中毒で死に、人体錬成をしようとして失敗。その際造られたホムンクルスがエンヴィーである。

つまり旧鋼においてはエルリック兄弟の父であり、同時にエンヴィーの父でもある。


ダンテの元を去った後にトリシャと出会い一目惚れし、結婚。

彼女との間に2人の息子たちを新たに儲けた。

しかし400年を生き続けてきた彼の身体は、乗り移る度に魂が劣化しており、その反動から身体が腐り始めている。それを隠すために香水を付けている。

当然トリシャはそれを目の当たりにするわけだが、そのこと知りながらもホーエンハイムを愛し続けていた(原作以上に夫への依存が強いという描写になっている理由付けにもなっている)。

それでもなお身体の腐敗に耐え切れず、家族に朽ちゆく姿を見せることを憂い失踪した。


原作ではトリシャ一筋だったが、旧鋼では籍は入れてないとはいえ前妻がいる。

それ以外にも、マリア・ロスを口説く、ウィンリィの母サラ・ロックベルの面影があるウィンリィに声をかけナンパと誤解されるなど、本人に悪気はないが女性にはだらしない性格になっている。

だが本質的には家族を大切に思っていることは変わらず、後半は息子達のために奔走する。

しかし当人は良かれと思ったことが尽く裏目に出てしまっているという、報われない人でもある。


最終回から劇場版にかけては、現実世界に飛ばされてしまう。そして、劇場版では同じく飛んできたエドワードを故郷である錬金術の世界に戻すため、自分の命と怪物化したエンヴィーを対価に門を錬成し、消滅した。


余談

原作では評価が高いキャラクターである元キャラのヴァン・ホーエンハイムとは対照的に奔放な性格が災いして、こちらのホーエンハイムは評価が低い。

その理由は旧鋼の制作中はホーエンハイムの設定がほとんど明らかになっておらず、オリジナル要素を多分に含んで補足するしかないという状況だったため。全ては企画が早すぎた故のことだった。


勘違いされやすいが、トリシャやエルリック兄弟に対する愛情自体は本物であり、不器用にも程があるとはいえ、彼なりに贖罪など行おうと必死になっていたのは伺える。

その結果として、やることなすことほとんどが悪い方向に向かってしまったのは、なんとも皮肉なものである。


関連項目

旧鋼 ライラ


アル・ダ・フラガユーレン・ヒビキ機動戦士ガンダムSEED)…「土6」枠における『旧鋼』の前番組に登場。旧鋼のホーエンハイムと同じく「主要登場人物(後者は主人公)の父親」「自らの身勝手な行動によって全人類の脅威となる存在を生み出した全ての元凶である点」が共通しているが、あちらはさらに救いがない。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました