概要
2013年結成。なお芸人としてのデビュー年次は2011年秋で、芸歴としてはNSC33期と34期の間に当たる。
第14代目のM-1グランプリのチャンピオンで、平成生まれの最初の優勝コンビである。
また、M-1創始者である島田紳助が芸能界を去ったあとで結成されたコンビでもある。
コンビ名の由来は、せいやが縁起が良いと思って付けた「霜降り」と、瀬戸の花嫁の登場人物で粗品のお気に入りの漫画キャラクター不知火明乃明星の名前の一部を合体したもの。
メンバー
ピンでは2019年にR-1ぐらんぷり優勝。お笑い、音楽、ギャンブル、アニメ、インターネット文化に造詣が深く、作曲や絶対音感などの多彩な趣味や特技を持っている。
特に東方関連は芸人界のみならず芸能界でも屈指のガチ勢であり、番組で古明地さとりのTシャツを着て出演したり、ネタ番組にピンで出演した際に地上波で「ハルトマンの妖怪少女」を使用したネタを披露したことがTwitterなどのSNSで大いに話題となった。
上述のネタが放送された同時刻には東方関連の二次創作を紹介するニコニコの公式生放送「東方ステーション」に原作者であるZUN氏と共に出演しており、なんと許可を得て地上波で放送されているネタを同日同時刻にそのままニコ生でも流すという前代未聞の放送が行われた。
もうひとつの趣味であるギャンブルは「堅いところに一気に大金を賭けて払戻額を増やす」というかなり危ういプレイスタイルであり、2020年にはプライベートで行っていた3日間の生配信中に合計700万円もの大金を失うという大事件を起こし、こちらもかなりの話題を呼んだ。
なお、VOCALOIDにも造詣が深いらしく、2020年にはなんと自分でボカロ曲を作詞作曲、Youtubeに投稿した。ボカロPが有名人になってメディアに露出するケースはこれまで幾度かあったが、地上波の有名人がボカロPとして楽曲を投稿するケースはほぼほぼないといっていい。
挙句の果てにはあのまらしぃさんと合作で曲を作るに至った。ほんとに何なのこの人。
反面、同世代なら大半が知っているドラマや芸能界に身を置いているなら知ってて当たり前の大御所芸能人や歌手の名前を知らなかったり、クイズ番組では「カピバラ」が出てこなかったりするなど、その知識には相当のムラがある。またせいやとは反対に少年漫画の人気作をほとんど読んでおらず(「ONE PIECE」はせいやに勧められて読んだが、アラバスタの途中で止まっている)、良くも悪くも典型的なオタク気質であるといえる。
手のひらを出しながら状況説明ツッコミをするのが特徴。
詳細は粗品(霜降り明星)を参照
動きが激しい芸とものまねが得意。marvel作品をはじめとした洋画や昭和歌唱のファンでもあり、イチオシはアグネス・チャン。
アニメに関しては粗品と打って変わって、「ONEPIECE」「NARUTO」「MAJOR」「僕のヒーローアカデミア」「進撃の巨人」といったいわゆる王道の作品のファンである。せいやが発信した事でお笑い界で広く使われるようになった「第七世代」という言葉も、ONEPIECEに登場した「最悪の世代」になぞらえて名付けた概念である。
「単語ダービー(せいやが何も考えずに発する言葉を当てるゲーム)」などに代表される、ハイテンションで訳の分からない文章を延々と喋り続けたり、平場のトークで急に目を細めて独特のイントネーションで喋るというネタがあり、これらのキャラを総称してクレイジーマンとも呼ばれている。
またコンビ揃ってポケットモンスターのファンであり、自身が主催するライブでは一貫してポケモンの技やアイテムに関連したタイトルを付け続けていたり、「霜降り明星のだましうち」(ラジオ)や「霜降り明星のあてみなげ」といったポケモンの必中技にあやかった(=必ず番組がヒットする)タイトルの冠番組も持っている。
このことが高じて、2020年4月5日放送の「ポケットモンスター」にトレーナー「セイヤ」と相棒の「ソシニウム」として、コンビ揃ってゲスト声優出演を果たしている。
関連動画
関連項目
マヂカルラブリー：R-1とM-1に優勝しているお笑いコンビ。こちらはメンバーの野田クリスタルが「同年にR-1とM-1のチャンピオンとなった芸人」である。
