新時代が、始まる
「くっだらねぇな、クソ親父!!」
「そんな時代、俺が変えてやるよ!!」
概要
漫画『NARUTO』の最終話に登場した、うずまきナルトの息子であるうずまきボルトを主人公とした「新時代の物語」。
劇場版『THELAST』のエンディング後に劇場版『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』として制作が発表された。公開日は2015年8月7日。
本作は『NARUTO新世代開幕プロジェクト』の集大成として公開前から話題となり、公開されると前作が記録したシリーズ最大の興行収入記録を塗り替える26億円を記録する大ヒットとなった。
岸影様曰く「これ以上のものはもう僕には描けません!」
ただ、主人公がナルトではないためシリーズに入らないのではとする考えもあるが、本作は『ROAD TO NINJA』や『THE LAST』と同様に『NARUTO THE MOVIE』と銘打たれており、“BORUTO”はあくまでもサブタイトルであるため、劇場版NARUTOシリーズの一作に数えるのは間違いではないようである。親子でダブル主人公ということだろうか。
“BORUTO”がメインタイトルとなっているのは、その後に漫画が連載されアニメ放送が開始された『BORUTO:NarutoNextGenerations』の方で、こちらでは紛れもなくボルトが主人公となっている。
登場人物
備考
本作で主役のボルトを演じた三瓶由布子は、映画関連のインタビューで「作品のファンとして、ボルトを主人公にした映画があるというニュースを見た時は『楽しみだな』と期待しました。でも自分が出演することになったら、その期待が自分に向けられるんですよね。そう思うと、緊張で数日眠れませんでした」と出演のプレッシャーを抱えていた模様。舞台あいさつ前にもサラダ役の菊池こころとメールで「緊張してます」「私もです」というやりとりをしたという。
また、サスケ役の杉山紀彰は「(サスケの)ナルトとの関係性や距離感が変わってきていて、会話をしている時の表情とかニュアンスも変化しています。その辺も楽しんでいただきたい」とコメント。すると岸本先生が「今回はサスケが本当に一番いい感じになっています」と熱く語り、「ボルトっていうよりサスケの映画なんじゃないかなと思ったりもしました。なので杉山さんに『サスケ頼みます!』って映画を作る時にお願いしたんです」と、サスケの主役級の活躍を期待させるコメントを寄せた。
ちなみに、岸本先生は『THELAST』の公開中に幕張メッセで開催されたジャンプフェスタにて「次はボルトとサスケがメインです。特にサスケが大活躍します。サスケの活躍をしっかり描きたいんです」とコメントしていた。