概要
正式タイトルは『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』で、従来の作品とはタイトルが様変わりしている。
テレビアニメ化10周年を迎えたNARUTO劇場版シリーズ第9弾。
「僕にしか描けないNARUTO映画です」と、原作者である岸本斉史自らが企画からストーリー、キャラクターデザインを手がけた、劇場版完全新作ストーリーとなっている。監督はテレビアニメも手がけている伊達勇登。
主題歌はASIANKUNG-FUGENERATIONの「それでは、また明日」
後の原作・アニメ本編の伏線とも言えるストーリーになっている。
ストーリー
木ノ葉の里に、突如死んだはずの暁が襲来した。忍たちはからくも撃退し、家族が彼らを暖かく迎える。既に両親を亡くしているナルトは他のみんなが家族に迎えられる様子を見る中何らかの感情がざわめいていた・・・。
その日の夜、ナルトと家族とケンカして家を飛び出したサクラは、公園で”仮面の男”に遭遇する。仮面の男の新たな謎の瞳術によって、二人は月読世界に飛ばされてしまう。
そこでは現実の世界とは違い、内気なヒナタをはじめ里の仲間の性格が正反対。さらに木の葉を抜けたサスケが帰ってきていた。さらに皆がナルトの事を何故か「メンマ」と呼んでいた。
何よりも驚いたのが「四代目火影」がサクラの父親になっていた・・・。
サクラが家に帰宅すると両親の姿はなかった。逆にナルトの元に亡くなっているはずの両親が現れた・・・。しばらくこの世界に居座り月読のツナデに言われるがまま二人は使命を果たす中「仮面の男」の噂を耳にする。
備考
このタグは劇場版の感想イラストや、作中に登場する月読世界の反転キャラクターを描いたイラストにも付けられている。そのため作中のネタバレを嫌う閲覧者は注意が必要となる……のだが。
アニメでの『ROADTO』シリーズ
ア二ナルにて、劇場版と連動し、映画劇中ではナルトとサクラが月読世界に飛ばされている間本来の世界ではとんでもない騒動が巻き起こるエピソード『ROADTOSAKURA』が放映された。
また、同じくアニメオリジナルで無限月読に掛かったテンテンが見た月読世界の物語『ROADTOTENTEN』も1時間スペシャルのアニメ作品となって放映された。
こちらの世界では原作通りのクールな姿を見せるマイト・ガイとロック・リー、劇場版では全貌の分からなかったうずまきメンマ(本編では波風メンマ)を除いて、他のメンバーは『ROADTONINJA』に準拠した性格となっている。