CV:丸山詠二
登場話:第2話「君達は妖精を見たか!」
概要
暴魔獣の1体。全身が岩石で構成された姿をしており、頭部に赤く刻まれた紋章が特徴。
当初は山奥の地面から現れた岩の中に封印されており、右手だけが湾岸の岩の中に埋まっていたが、度重なる人間の環境破壊の所為で妖精の力が弱まり、その影響で2万年にも亘って封じていた暴魔百族の封印が解け始め、遂に現代に蘇った。
本編で最初に復活した暴魔獣であり、それと同時に劇中では暴魔百族の幹部達を復活させると言う重要な役割を担っている。
戦闘では主に胸から手を伸ばしたり、エネルギー弾を発射して攻撃して来る。
活躍
某所で行われた湾岸工事の現場で手だけが復活し、そのまま山奥で復活。
続け様に暗闇暴魔ジンバ、姫暴魔ジャーミン、暴魔博士レーダと言った幹部達の封印を解き放った為、2万年の時を経た現代の時代にとうとう暴魔百族が蘇る事となる。
近くで様子を伺っていた力達5人を見つけて幹部達と共に襲い掛かるも、車で駆け付けた太宰博士に保護され、そのまま逃げられてしまう。
その後、暴魔城を捜して破壊の限りを尽くす暴魔百族の暴挙を止める為に現れ、変身したターボレンジャーの5人と交戦。ブラックとブルーを胸から発射した岩の手で攻撃し、幹部達を相手取る他の3人と共に苦戦させるが、5人のコンビネーションアタックを受け、怯んだ所へ止めのプラズマシュートを喰らい爆散した。
余談
本格的な平成の戦隊シリーズ初の怪人となった。
モチーフは岩石。
『百化繚乱[上之巻]』によると、最初は「ジゾウボーマ」と言う怪人として造形されたが地蔵の案が没になった為、現在の形にデザイン監修がなされた模様。
声を演じた丸山氏は昨年の『超獣戦隊ライブマン』にてエンジンヅノー、テストヅノー、ギターラヅノー、そしてベガヅノーと実に4種類の怪人の声を演じていた。
本編では続く第6話のペロペロボーマ、第11話のウーラーボーマ、第15話のダルマオトシボーマ、第38話のジゴクエボーマ、第42話のデビルボーマ、そして第49話のヤミクモボーマの声も兼任している。
関連タグ
イワカセキギン:翌年登場する岩石モチーフの後輩。イワガミボーマが最初に登場した怪人なのに対し、こちらは最後に登場した怪人である。
本編最初の一般怪人