ギターラヅノー
ぎたーらづのー
チブチ星人ブッチーの作った頭脳獣。所持する「宇宙ギター」でブッチーの歌う催眠性の子守歌の伴奏を弾くことで、地上に混乱をもたらし、ライブマンを無力化した。ブッチーはその戦果を手土産に、ギルドスに続いて武装頭脳軍ボルトに加入する。
とあるライブ会場にてブッチーと共に『ねむれよい子よ庭や牧場に』を披露し、観客を全員眠らせることで地球デビューを飾った後、次に夜の街に繰り出して、今度はスナックでブッチーと『そっとおやすみ』をデュエットして人々を昏睡状態に陥れた。翌日街中で再び人々を眠らせ、交通事故などを引き起こし、街を混乱させる。
駆け付けたライブマンとの戦闘ではギター演奏によって勇介と丈を眠らせた後、光GENJIの『パラダイス銀河』を披露しながらヅノーベースにてブッチーと共に大教授ビアスに謁見し、作戦続行の許可を得て再出撃。
しかし、クミコという少女の演奏する曲が宇宙ギターの催眠効果をかき消すと知り、彼女を襲撃して右腕を怪我させ、演奏できなくすることに成功。めぐみが彼女に代わって演奏するも途中で詰まってしまい、これ幸いにと彼女も眠らせようとするが、めぐみに触発されたクミコの演奏により阻止されてしまい、演奏がグラントータスまで届いたことにより勇介と丈も目覚めてしまう。戦闘ではブルードルフィンのドルフィンアローの一撃でギターを落としてしまい、トリプルバスターとバイモーションバスターを受け敗北する。
その後ガードノイド・ガッシュのギガファントムによって巨大化。宇宙ギターから発するビームや騒音でライブロボを攻撃するも、最後はスーパーライブクラッシュに爆散した。
演奏した曲は『ねむれよい子よ庭や牧場に』『そっとおやすみ』など、いずれも眠りに関するものばかりである。
宇宙ギターは青色にリペイントされ、後の『忍者戦隊カクレンジャー』の敵幹部・貴公子ジュニアのギターに流用された。
アコギグルマー:みづからに奏でた音楽を使い対象者を深い眠りに落とす能力を使う「獣」の名を持つ偉大なる後継者。ただし、ギターラヅノーはエレキギターを使うに対してこちらのモデルはアコースティックギターで後にエレキギターモチーフの怪人が登場した。