フィリウス・フリットウィック
ふぃりうすふりっとういっく
概要
ホグワーツ魔法魔術学校の教員で、レイブンクローの寮監を務める人物。担当は呪文学。
具体的な生年は不明だが、少なくともジェームズ・ポッターが学生の頃には既に教員として働いていた。
非常に小柄な体格をしており、ゴブリンの祖先を持つと言われている。そのため授業の際は机の上に本を積み重ねその上に立って行っている。
この設定に引っ張られたのか映画版1作目では、白い髪に豊かな髭を蓄えたまさしく「ファンタジーの小鬼」といった外見であったが、作者J・K・ローリングからの注文により3作目以降は茶髪を真ん中分けにした小柄な人間として登場している。
人物・能力
ウィーズリー家の双子の悪ガキから「全ての生徒が試験に合格できるよう教えてくれる」と評されるなど、分かりやすく面白い授業を行える高い教育術を持っており、大抵の授業には辛口なホグワーツ生たちからの評価も高い。このあたりは流石は知識に重きを置くレイブンクローの寮監といったところ。
また、良いことをした生徒にはお菓子を配ったり、落ち込んだ生徒の相談を聞くために自身の部屋を解放して、訪れた生徒にはカップケーキを操ったダンスを見せてくれるなど非常に生徒思いな人物であり、レイブンクロー生のみならずグリフィンドール、ハッフルパフの生徒からも慕われている人格者。
魔法使いとしての能力も非常に高く、存命の魔法使いの中では最も博識で最高の呪文学の名人と称されている。
なおそんな体格と性格に見合わず、若い頃は決闘チャンピオンとして鳴らしたという過去を持っており、いざという時の戦闘能力もかなり高い。
闇祓いのアラスター・ムーディを昏倒させ、「闇の魔術に対する防衛術」の教師であったリーマス・ルーピンを殺害した武闘派の死喰い人、アントニン・ドロホフとホグワーツの戦いで対決し、勝利している。
裏話
- 映画版でフリットウィックを演じるワーウィック・デイヴィスは小人症であり、CGや人形ではなく正真正銘生身の肉体で演じられている。他にゴブリンのグリップフックもワーウィックが演じた。
- 組み分けの際はグリフィンドールと迷われた。ただし「組み分け困難者」ではない。
関連タグ
(ホグワーツ教職員)
🛡闇の魔術に対する防衛術→DADA教授参照
🧪魔法薬学→セブルス・スネイプ/ホラス・スラグホーン
🐾変身術→ミネルバ・マクゴナガル/アルバス・ダンブルドア
💫呪文学→フィリウス・フリットウィック
🌿薬草学→ポモーナ・スプラウト
📚魔法史→カスバート・ビンズ
🌙天文学→オーロラ・シニストラ
💡マグル学→チャリティ・バーベッジ/アレクト・カロー
🔢数占い→セプティマ・ベクトル
🥚魔法生物飼育学→シルバヌス・ケトルバーン/ルビウス・ハグリッド/ウィルヘミーナ・グラブリー=プランク
📜古代ルーン語→バスシバ・バブリング
🧹飛行訓練/審判→ロランダ・フーチ
🏥校医→ポピー・ポンフリー
📖司書→イルマ・ピンス
🧼管理人→アーガス・フィルチ