概要
2010年11月7日より特急「はまかぜ」に使用され、最後まで残っていたキハ181系を置き換えている。
車両は181系にはあったグリーン車が存在せず普通車のみのモノクラス編成。
内装及び座席は683系4000番台や287系普通車に準じており、座席については2019年に登場した新快速の有料座席「Aシート」と同じ。(後述)。
運用
吹田総合車両所京都支所に3両編成7本(21両)が配置されている。
「はまかぜ」として大阪と山陰方面を結ぶほか、平日夜の「びわこエクスプレス」2号、冬季臨時「かにカニはまかぜ」にも使用される。
2011年6月からは播磨地区~奈良の修学旅行列車としても運用を開始した。
通常は3両編成、多客期は6両編成で運行される。
2021年3月13日ダイヤ変更で「はまかぜ」「びわこエクスプレス」が全車指定席とされた為、本形式に使われる列車は全車指定席列車のみとなり、自由席特急料金で乗るのが事実上不可能となる。
前述のAシート(距離に関係なく500円均一)と同じ座席なのに、追加料金の差が50kmまで2.4倍前後(閑散990/通常1190/繁忙1390円)、51~100kmで3倍前後(閑散1320/通常1520/繁忙1720円)と費用対効果で見ても明らかにおかしい。
更に、浜坂-鳥取間の下りは浜坂発鳥取行快速の最終便が廃止され、「はまかぜ」が最終列車となる為、最終列車の有料化&全車指定席による値上げという悪質極まりないぼったくりも同時に発生した。
以上の事から、ぼったくり列車の代表形式の烙印を押されてもおかしくない状況下に置かれている。
何よりも、但馬地方の特急利用客にとって、「はまかぜ」の全車指定席化は特急「きのさき」減便も含めて大混乱となっている。