概要
『フランケン・ふらん』に登場する改造人間の総称。
仮面ライダー(昭和ライダー)をモチーフとしているが、どれもが元ネタを歪めたような人物像となっている。
敵組織であるブラック・ロータスはショッカーをモチーフである。
ちなみに作中に登場するセンチネル達は主人公斑木ふらんが生み出した改造人間であるが、当のふらんはあくまで(後述の例外を除く)依頼者の望みを叶えるという善意で改造手術を施している。
登場したセンチネル
センチネル1号/東堂タケシ
最初に誕生したセンチネル。
元は陸上選手で選手生命を絶たれた事をキッカケに改造人間となった。
当初は私刑で悪人を制裁していたが、センチネル2号とコンビを組んだ後は環境保護のためにブラック・ロータスはおろか大勢の人間までも殺戮するエコテロリストに成り果ててしまう。
センチネル2号/十文字ハヤト
2人目のセンチネル。
自分を救ってくれたセンチネル1号に憧れて彼と同じ改造人間となった。
ブラック・ロータスの目的を知った後はブラック・ロータスが関わっている慈善団体を壊滅させるためのテロ活動(という名の虐殺)を行なっていた。
センチネルVⅢ/風切支郎
3人目のセンチネル。
Vは「VENGEANCE=復讐」の略。
センチネル1号とセンチネル2号に妹と母を殺され、自分と同じ被害者達の寄付で改造手術を受けた。
当初は家族を含めた被害者達の無念を晴らすため立ち上がったヒーローとして描かれていたが、その本性は女好きで強欲なエゴイストであり、VⅢになった後はヒーローである立場を悪用したマッチポンプや金儲けに走る等、徐々に貪欲さが現れていた。
センネルマン/結城丈太郎
4人目のセンチネル。
ブラック・ロータスの怪人に右腕を切り落とされ、更にはセンチネル2号のキックで食らって死にかけたところを風切に拾われ、彼の依頼を受けたふらんの手で改造手術を受けて一命を取り留める。
他のセンチネルと違って右腕以外は生身であるが、義手となった右腕は再生用幹細胞の培養タンクとなっており、肉体が損傷するたびに幹細胞で再生させる等、不死身に近い存在となった。
ただし、再生能力以外は常人と同じであり、肉体を痛めつけられれば常人と同じように苦痛も感じる。
風切を恩人と慕っているが、当の風切は己のマッチポンプのためにセンチネルマンをパシリとして利用していた。
センチネル百人隊
量産型のセンチネル。
セレブ層と結託したブラック・ロータスがふらんに作らせた改造人間達であり、作中でセンチネル4人に襲いかかっていた。
元ネタはショッカーライダーと思われる。