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ガンダムサンドロックの編集履歴

2021-05-03 08:05:18 バージョン

ガンダムサンドロック

がんだむさんどろっく

XXXG-01SR ガンダムサンドロックは『新機動戦記ガンダムW』に登場するコロニー連合のMS。

「言ったよ。僕は『投降しろ』って…」


ガンダムサンドロック(Gundam Sandrock)は、テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器。


データ

型式番号XXXG-01SR
全高16.5 m
重量7.5 t(大河原版)、7.9t(アーリータイプ)
装甲材質ガンダニュウム合金
開発者H教授
パイロットカトル・ラバーバ・ウィナー

アビリティレベル

※リーオーをオールレベル100として換算

ファイティングアビリティレベル120
ウエポンズアビリティレベル120
スピードアビリティレベル110
パワーアビリティレベル150
アーマードアビリティレベル160

概要

砂漠などの過酷な環境に適応した白兵戦用ガンダムタイプMSモビルスーツ)。

主要人物の1人であるカトル・ラバーバ・ウィナーが搭乗する。

機体名の「サンドロック」は、英語の「Sand(砂)」と「Rock(岩石)」を組み合わせた造語。

敵組織であるOZ(オズ)からは「ガンダム04(ゼロフォー)」のコードネームで呼ばれる。


機体説明

A.C.(アフターコロニー)195年、スペースコロニー内に潜伏する反地球圏統一連合組織によって行われた地球上の連合及びOZに対する一大テロ作戦、オペレーション・メテオの中核として開発された5機のガンダムの1機。

5機のガンダム達は、その開発者である科学者達がA.C.180年以前から最強のMSとして設計していたウイングガンダムゼロのデータを基に、それぞれ一部の機能を追求・特化して作り上げた子供達と言うべき存在であり、そのいずれもがOZが保有するMSを凌駕するスペックを誇っていた。


サンドロックは、ウイングガンダムゼロの開発スタッフの1人H教授が、名家ウィナー家の庇護の下、L4コロニー群にて完成させた機体である。


本機は砂漠等の寒暖差の激しい環境や、不整地での運用を第一として設計されている。特に装甲強度においては5機中最高の防御力を持ち、同時にその重装甲を支える駆動出力も高い為他のガンダムを凌ぐパワーも備える(MS数機に密着されても振り払える程)。

本機の頑丈さを証明する一例として、サンクキングダム崩壊後宇宙に上がって間もない時の戦闘で、宇宙戦に非対応故に思うように動けなかった中、放棄したシャトルの自爆にわざと巻き込まれ吹き飛ばされる形でトロワの乗るトーラスの窮地に駆け付けるという荒業を披露している。


また、基本的に単独での破壊活動を目的とする他のガンダムと異なり、本機はカトルの指揮官能力の高さや僚機として行動を共にするマグアナック隊との連携運用を想定し、これらを統率する指揮官機としての側面を持ち合わせている。その為高い索敵・分析処理能力を持ち、戦場では司令塔的な役割を果たす。

もちろんマグアナック以外の指揮でも遺憾無く性能の高さを発揮し、終盤に他のガンダムパイロット達とピースミリオン合流後は一時的ではあるがゼロシステムを導入する事でガンダムチームの指揮をまとめ上げた。だが、それゆえにビルゴ隊と組んだゼクス・マーキスからは真っ先に狙われる事となった。


戦闘よりも指揮に重点を置いているため他のガンダムより武装は控えめだが、巨大な重曲刀ヒートショーテルを駆使した接近戦を得意とし、単体での白兵戦能力も優れている。


なお、他のガンダムにはない機能として、自爆装置を作動させるとコックピットの扉が開き、パイロットを脱出させた後、自爆に巻き込まないようにある程度前進するプログラムが組み込まれている。


TV版サンドロックの顎は横に延びたかなり独特な形状をしており、これはTV版ゼロとも共通している。劇中のゼロはカトルの元にあったH教授の残した設計図から造られた事、カトルの担当だったH教授の得意分野を考えても、サンドロックの索敵・分析処理能力やインターフェースはゼロ譲りなのがわかる。劇中でゼロシステムを使っても機体動作に特に支障がなかったのもこのためだと思われる。

アーリータイプ

ガンダムサンドロック(アーリータイプ)

カトキハジメによってリファインされたEW版ガンダムサンドロック改から逆算して、テレビ版サンドロックをリファインした機体。

大河原邦男デザインのテレビ版に対し、この機体はカトキ本人のイニシャルを取って「Ver.Ka.」、「アーリータイプ」「EW版」とも呼ばれる。


武装

ヒートショーテル

エチオピアの刀剣ショーテルをモデルとした2振りの大剣。

円弧の様に湾曲した独特な刀身を持ち、赤色化した高熱の刃で敵の装甲を溶断する。機体改修前後で斬りつける向きが異なる(改修前は円の内側、改修後は円の外側)。


シールドフラッシュ

シールド表面に設置された撹乱装備。強烈な光を発し敵の目を眩ます。


クロスクラッシャー

バックパックを中核にシールドとヒートショーテルを組み合わせ手に嵌めて用いる合体武装。

EW版ではヒートショーテルとシールドのみで構成可能になっている。

バックパックの推力によって打撃の初速度を増し、戦車すらも粉砕する威力を誇る。

と文字設定で表記されているが実際は打撃武器では無くクワガタムシの大顎の様に

相手を鋏み込んで断ち切る武装である。劇中ではエアリーズを鋏み込み切断した。


ホーミングミサイル

両襟部に内蔵された小型の自動追尾ミサイル。


バルカン

接近戦での威嚇・牽制等に使用される頭部の小型機関砲。



その他

コミック「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光」においては追加装備として追加装甲とブースターが装備された姿を披露している。


後にトールギスの開発者の1人であるハワードが、自身の所有艦ピースミリオンの設備を用いて宇宙戦用に改修した。詳細はガンダムサンドロック改


EW版ではカラーリングが変更され、布製のマントを装備するなどTV版から印象が大きく異なっている。



立体物


アニメ放送当時はガンプラはHG1/100のラインナップはなされず、1/144スケールのものがラインナップ、完成済みアクションフィギュアはMIAシリーズにラインナップがされる。

元祖SDガンダムシリーズ、BB戦士シリーズにもラインナップされていて、腕部が大きく可動する。ヒートショーテルを構えさせたり、クロスクラッシャーも再現可能である。



しかし2008年にはHCM-proで、2012年には(改のほうではあるが)ROBOT魂も発売(プレバンでヘビーアームズとセットでノーマルにコンパチ出来るパーツが販売された)。


そして、2019年9月14日についに最新フォーマットのHGAC1/144で発売決定。

初回生産分には「ガンダムブレイカーモバイル」でサンドロックのパーツ一式が入手できるプロダクトコードが付属する(レアリティは☆3)。


関連機体

シェヘラザード

FrozenTeardropに登場する機体で、サンドロックのプロトタイプ。トロワによってプロメテウスと共にリビルドされたものが登場。サンドロックのヒートショーテルに酷似したアラビア風の短剣『ジャンビーア』を装備する。


関連項目

新機動戦記ガンダムW ガンダムW カトル・ラバーバ・ウィナー ガンダムサンドロックカスタム H教授

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