概要
「仮面ライダーエグゼイド（小説版）」の登場人物で、本作の主人公・宝生永夢の実父である。
人物
国内最大手の医療機器メーカー「メディクトリック」の常任取締役を務める。
容姿は、
と語られており、どうやら永夢の容姿は父親似だったようである。
典型的な仕事人間であり、物心が付く前に母（清長にとっては妻）を亡くした永夢に構ってやれず、そればかりか転勤とそれに伴う転校を繰り返した事で永夢が友達を作る事もできず、彼の幼少期から現在の人格形成に大きな悪影響を及ぼした。
これらの事が原因で親子関係は完全に冷え切っており、現在では永夢とは互いに不干渉の約束を交わしているなど、事実上の絶縁状態になっている。
以下、重要なネタバレ
実は、彼こそがバグスターウイルスを生み出した張本人であり、本作の全ての元凶の一人だった。
1999年、自身の会社で行った「2000年問題」に対する仮想シミュレーションの結果、その過程で意図せずに生み出されたのがバグスターウイルスである。
その後、バグスターウイルスはインターネット世界に漂流してしまい行方不明になるも、檀正宗が存在を嗅ぎ付け、清長の端末が出処である事を突き止める。正宗は言葉巧みに清長にゲーマドライバーの開発に協力させ、最終的に「清長がバグスターウイルスを生み出した事実を公表しない」事を条件に、その過程で永夢を実験体にした行為を含めた、自分達がしてきたバグスターウイルスに関する全ての所業を口封じさせた。
しかし2023年、目の前に檀黎斗Ⅱが「メディクトリック製の医療機器にバグスターウイルスを感染させた」として現れ、（自身の完全復活の為に）「それによるパンデミックを避けたければ、永夢を倒せ」とゲーマドライバーとゲンムのライダーガシャットを渡す。そして図らずも仮面ライダーゲンムに変身する事となり、息子の永夢＝エグゼイドの前に立ちふさがるが…。
関連タグ
天空寺龍：前作の主人公の父親、彼も小説版で仮面ライダーへの変身を果たしている。
最も宝生親子とは異なり、こちらの親子関係はとても良好であり、実子のタケルは勿論、彼に何かと面倒をみられたタケルの幼馴染も、彼を第二の父親として尊敬して現在でも慕っている。
葛城忍：次回作の主人公の父親。彼は本編で仮面ライダーに変身しており、当初は息子と敵対する。
ただしこちらも宝生親子とは異なり、本当は息子想いの良い父親で親子関係は良好であり、さらにある特殊な事情を抱えた息子を何の迷いもなく受け入れるなど、むしろ父親の鑑のような人物である。
毒親：ただし、原因は彼だけにあったのではない点に注意が必要。
