注意
この項目ではダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの人物について説明します。北欧神話に登場する方についてはこちらを参照。
概要
CV:久保ユリカ
アイズ・ヴァレンシュタインを初めとする英雄級の冒険者を多数抱え、迷宮都市オラリオに置いてもトップクラスの探索系ファミリア【ロキ・ファミリア】の主神。
赤髪と露出の多い服装(その割には色気を感じないが…)が特徴。
なぜかエセ関西弁で喋り、しかもかなりの女好きでファミリアの女性陣へのセクハラも日常的に行う(大体は簡単にあしらわれ、最初はよく被害に遭っていたレフィーヤ・ウィリディスも、後に投げ飛ばされるに至っている)。
神物像
糸目で緋色の髪を持ち、他の神々からもロキ無乳と言われるほどに無乳。
本人はこの事を甚く気にしており、ヘスティアやフレイヤの様な巨乳を敵視している(大らかで基本的に善良な性格をしたデメテルは例外)。
普段は飄々とした物腰であるが、不審な物事や策動、陰謀や暗闘などのキナ臭い話にも目鼻が鋭く利く等、切れ者の一面も備えている。
ベルのLv.1→Lv.2への昇格がアイズの最速記録である『1年』を11ヶ月も更新する『1ヶ月』という異常過ぎる速度で達成された事について、ウラがある事を感じ取って(実際はベルに芽吹いていた超レアスキルの賜物故で、それが原因で他の神々から狙われかねないベルの安全の為にヘスティアは秘匿せざるを得なかったのだが)神々の前でヘスティアが『神の力(アルカナム)』を使って不正したのではないかと、言い掛かりも含めて追及したり、その追求騒ぎを「わざわざ助け舟を出して煙に巻いた」フレイヤの、ベルへの執着心をヘスティアに遠まわしに忠告したりもしている。
こうしたオラリオの裏表における暗闘における立ち回りの鋭さ・巧みさも故なきものではなく、オラリオという都市が作られるまでは、神界においても数多の陰謀や騒動、殺傷事件の裏で暗躍した悪辣なトリックスターとして好き放題やらかして名を馳せていたとのこと。
『神々が人界に下りて己の能力を封印し、己を慕い信仰する者たちを己の『子』として庇護し加護を授ける』というオラリオのシステムに則り、地上に降りてファミリアの親たる神として『子』を多数抱えたことで、それなりの穏健さや責任感を得て生活・性格が変わったとされる神の一柱でもある。むしろ現在のオラリオの(どいつもこいつも退屈しのぎにろくでもないことを無責任に考えたがる)神々の中では、思慮深いほうであるともいえる。
一方、切れ者で思慮深い反面、「私情や私怨に捉われやすい」という欠点があり、時には公私混同も甚だしい振る舞いや言動、行動を見せる事さえある。
特に不仲であるヘスティアの場合は顕著で、出会えば罵詈雑言の取っ組み合いが始まる程。しかし、大体は喧嘩の最中で彼女の乳揺れを見て著しく動揺して戦意喪失し、その後の口喧嘩で逃げ帰り、ヤケ酒で二日酔いするのが何時ものパターン(今のところ全敗している)。ただし、時として他のファミリアの眷族達からも敬意を表される事もあるヘスティアのその善良さには一目置いており、彼女の発言は割と信じている。突飛な異端児(ゼノス)のことも信じており、魔物によって家族や近親者を失った自身の子ども達の事や何より存在が明るみになればオラリオが揺れる事を配慮した結果、最終的にファミリア同士の抗争を止めはしなかったが代わりに後の事は全てフィン達に任せて自分は一切口外(口出し)しない事を約束している。闇派閥との戦いでは彼女の発言から黒幕を見出した。
ひょうきん者としての振る舞いで真意を悟らせないが、心根では自身のファミリアの子供達への愛情が強く、外伝での一件で子供が傷つけられた時には報復を決意しており、子どもを傷つけた相手にはその報復としてどこまでも残忍になれる一面も見せる。
その為、リーネを含む多数の子どもが死んだ「遠征」の後、その原因を作った【イシュタル・ファミリア】への報復も考えていたのだが、その前に【フレイヤ・ファミリア】によって【イシュタル・ファミリア】が歓楽街ごと殲滅されてしまった為に、報復は叶わずに終わり、殲滅を命令したフレイヤの元に、八つ当たりも同然で乗り込んだ事もある(最大の原因は、イシュタルにベルが狙われていた事にあるのは確かだが、元々【イシュタル・ファミリア】は【フレイヤ・ファミリア】を潰す為の暗躍をしていた為、「やらなければ自分達がやられていただけ」という事情もあった)。
子ども達の中でも一番のお気に入りはアイズで、「自分がいる限りは男にやるつもりは無い」とまで豪語している。彼女にも度々セクハラを仕掛けているが、大体はあしらわれるか静かに見せた怒りに呑まれて大人しくなる。
自身のファミリアの団長を務めているフィン・ディムナの事も、彼の小人族の再興の悲願に理解を示しており、例え良心を捨てて名声を得る為にいかなる犠牲を強いてでも野望を実現させようとしていた彼を最後まで応援し、必要ならば異端児達の庇護の為にフィンを脅迫しようとしていたウラノスと敵対する事も辞さない決意を見せている。
ヘスティアが最も大切にしている子どものベルに対しては、当初こそ『ドチビの眷族のクセに生意気な』と思っていたが、異端児の件において、それまで得た名声の全てを犠牲にしオラリオを全面的に敵に回してでも異端児達を守るべく立ち上がった彼の行動を知った結果、『本物の馬鹿な子』と評して興味を抱くようになっている。
騒動後は二回目の神会で彼の二つ名をフレイヤに便乗して【道化の玩具(ロイザラス)】と提案しヘスティアの怒りを買う。
フレイヤがオラリオ中に『魅了』を施して自身も魅了されてしまい、ヘスティアによって『魅了』が解除されると、『魅了』を掛けられて操られたという屈辱に憤激し、【フレイヤ・ファミリア】本拠の北から東に布陣して包囲した。だが一方で、オラリオが傾きかねない抗争をギルドが許す筈がなく、かといって冒険者達もこのまま黙っていれる筈が無いと理解しているため、解決できる案として『戦争遊戯』しかないと見抜いている。
『メモリア・フレーゼ』ではヘルメスなど共にお祭り担当をしておりイベントが始まるきっかけを作ることが多い。
関連項目
アイズ・ヴァレンシュタイン ヘスティア(ダンまち) フレイヤ(ダンまち)
女神異聞録デビルサバイバー…ダンまちの担当絵師のヤスダスズヒト氏の書いたロキが登場してる(ちなみにこちらのロキは男性)。