ヒトは、〈神殺し〉の道具なのか…?
選択せよ、絆か 皆殺しか……。
概要
真・女神転生ⅣFINALとはアトラスより2016年2月10日にニンテンドー3DSで発売されたRPG
真・女神転生Ⅳの後日談ではなく、その終盤から分岐したIFストーリーとなっている。
また、前作で出た問題点やユーザーからの要望をフィードバックし、バランス調整や仲魔ステータスの見直し、フィールドの作り直しなど、様々な改善が施されている。
ストーリー
203X年、閉鎖空間・東京。
東のミカド国から来たサムライ・フリンの活躍で阿修羅会、ガイア教団が崩壊。
やがてフリンが「希望の星」と人々に呼ばれ始め、現世に降臨したルシファーとメルカバーが最終戦争を繰り広げようとしていた。
ある日、見習いハンターの主人公は定期の食料調達にでかけた際に悪魔に襲撃され、命を落としてしまう。
そして、黄泉の国へ向かう黄泉比良坂の途中で魔神ダグザに声をかけられ、ダグザの「神殺し」として黄泉帰ることを選択する。
キャラクター
メインキャラクター
本作の主人公。
人外ハンター商会に見習いとして所属する15歳の少年。
ある日、悪魔に襲われ命を落とすが、黄泉の世界で悪魔と契約して甦る。
悪魔の力を手にした彼は、やがて大きな災厄に巻き込まれていく……。
ナナシというデフォルトネームが設定されている。
命を落とした主人公が、黄泉の国で出遭う魔神。
主人公を生き返らせる代わりに、自分の“神殺し”になるよう契約を持ちかける。
その真意は……?
主人公の幼なじみにして、同じく人外ハンターの見習いである15歳の少女。
自分の父親のような立派な人外ハンターになるべく、何事にも一生懸命に、前向きに取り組む。
主人公と行動をともにするが、ときおり、冒険を通じて自分の無力さを痛感し、思い悩むこともあるようだ。
真・女神転生Ⅳのナバールと同一人物。
生前は“東のミカド国”で“サムライ”という職に就いていた青年(幽霊)。
つまらないことで命を落とし、成仏できずにいたが、自分を認識できる主人公と出会い、すかさず憑依する。
自信家でわがままな性格をしており、他人には不遜な態度で接するが、人々との出会いでみずからを見つめ直し始める。
前作のチャレンジクエストに登場した人物。
妖精の森を治める、妖精の女王。
かつては主人公と同じ人外ハンターだった。
姉御肌の性格で、つねに主人公たちを諭し、サポートする。
アイルランド神話における妖精たちの神。
ダグザの母でもある。
阿修羅会の末端構成員である15歳の少年。
同じく阿修羅会に所属する兄貴の命で、主人公たちを監視するべく行動をともにするが、
少し気弱で、なぜか目立つことを避ける。
愛用する悪魔チロンヌプはアイヌ語でキツネを意味し、人間に災難を伝える神獣とされている。
新たな勢力多神連合討伐の指令を受け、東のミカド国から東京にやって来た18歳のサムライ。
エリート家系の出身でうぬぼれがひどく、自信過剰な性格。
実はナバールの弟で、家名を汚した兄を強く憎んでいる。
閉鎖された東京で生まれ育った14歳の少女。
幼いころから自身の感情を表に出さないように育てられたため、極端に口数が少ない
フリンを暗殺する任のため、主人公たちに同伴する。
フリンと行動を共にするサムライ。
多神連合に拐われたフリン救出のためにナナシ達に同行する。
アサヒには「イザボー姉さん」と呼ばれ、慕われている。
多神連合
多神教の神々を率い、多神連合を結成する魔神。
「人々を救済する」と言い、自らの神殺しにする為にフリンをさらうが真の目的は明らかではない。
クリシュナに従い行動する多神連合の一柱。
クリシュナに従い行動する多神連合の一柱。
以前、フリンに討伐されたが多神連合によって復活させられる。
多神連合が東京に放った巨大な大蛇。天蓋に穴を開けるという力を見せつける。
その他
東のミカド国から東京に降り立った18歳のサムライ。
天使や悪魔の勢力をつきつぎと打ち倒し、救世主として東京の人々から尊敬されている。
現在は多神連合に捕らわれてしまっている。
フリンと同じく東のミカド国から来た、かつてのサムライ。
現在は神の戦車メルカバーとしてその身を捧げ、ケガレのない世界創出を目指している。
多神連合に対抗するためにルシファーと人間と一時協力体制を組む。
ヨナタンと同様、もともとは人間だったが、悪魔の力を望んだ彼は、悪魔王ルシファーとして生まれ変わる。
多神連合に対抗するためにメルカバーと人間と一時協力体制を組む。