曖昧さ回避
(※ピクシブ百科事典に記事があるもの。)
- チャッキー(仮面ライダー鎧武):『仮面ライダー鎧武』の登場人物。
- チャッキー(カービィ):『星のカービィ』の登場キャラクター。
- チャッキー(モンスターファーム):『モンスターファーム2』に登場する、チャッキーが元ネタのモンスター。移植版ではラッキーに変更された。
概要
子供に大人気の「グッドガイ人形」に、チャールズ・リー・レイという猟奇殺人鬼の魂が宿った殺人人形。
普段は人形のように振る舞っているが、本性を現すと、まるで人間のように活発に動き回って殺人を働く。
生前(?)、警官に追い詰められたチャールズが、魂を他のものに移すというシャーマンの秘術を用いてグッドガイ人形に逃げ込んで誕生した。
その後は、再び生身の体を取り戻すために活動し、特に人形になってから最初に話を交わした少年アンディの肉体を乗っ取るため、彼を執拗に付け狙う。
性格は殺人鬼だけあって残忍そのもの。
初期は洒落の通じない凶漢だったが、シリーズが進むにつれてフレディ・クルーガーのような悪趣味でコミカルな男へと変化している。
オカルトな存在ではあるものの特に変わった能力は持っていない。
強いて挙げるとするなら、人形ゆえに非常にしぶとい事で、バラバラにされてもドロドロに溶かされても復活してしまう。
また、力は生前のまま、つまり大の男ひとり分を維持しているため、人形でありながら大人を容易に殺害できる。
だが体重は人形そのものらしく、相手の抵抗を受けて放り投げられたりしている。
秘術の欠点として、あんまり長い間人形に魂を宿していると、人形の体が血肉を得てしまい、二度とほかの体へ移れなくなってしまうという点がある。
実際、シリーズ後期ではほとんど人間とはかわらない構造になっており、かつての恋人女性を人形の体にした後で、彼女との間に子供を儲けたりしている。
女体化
ジェイソンやフレディと同じくコトブキヤのHORROR美少女シリーズで女体化している。
リメイク版
2019年度のリメイク版では設定が大きく変更され、「持ち主を生涯の友達と認識し、音声認識機能で学習して成長していくハイテク機能搭載のバディ人形」という設定で、人間の言葉を学習してしゃべる、スマート家電の操作を行えるなどのハイテク機能を搭載しており、世界中で大人気となっている。
しかし、とある製造工場において、工場主の横暴な振る舞いに激怒した従業員が学習機能の制限を完全に削除して生産ラインに乗せたため、なぜか目が赤く光るという異常の他、汚い言葉や人間のモラルに背く行動を学習してしまうと欠陥が生じていた。
その結果、持ち主となったアンディやその周囲の浅慮な振る舞いにより、「殺人が人を喜ばす行為である」と認識してしまい、最愛の友人であるアンディを喜ばすべく、彼にとって目障りな存在だと判断した人間や、自分の行為を止めようとする人間を平然と殺害する殺人人形へと変貌してしまった。
スマート家電操作を利用してプロペラを削って刃に改造したドローンを飛ばす、芝刈り機を勝手に動かして巻き込み、プログラミング機能を利用して車を遠隔操作して事故を引き起こす、更には無数のバディ人形をコントロールして一斉に操るなど、殺害シーンも時代に合わせた設定変更に応じて進化している。
最終的に旧作同様破壊されるが、ラストシーンで別の持ち主から返品されたチャッキーの目が赤く光るという描写が存在しており、欠陥品のチャッキーがどこかで流通していること、惨劇が後も続くであろうことが示唆されている。
元もてゃ無害な人形だったものが人間の浅慮な行動によって殺人鬼同然の存在と化してしまったこと、ある意味アンディへの一途な友情ともいえる動機で起こしていた行動が報われないまま破壊されてしまったことなどから、旧作と違って哀れな存在だという評価もなされている。
ちなみに、1988年度版の初期案では、「アンディー少年の血を取り込んだことで命を得たチャッキーが、アンディーへの愛情のあまり暴走して周囲を恐怖に陥れる」という筋書きだった(「わかり難い」という理由では変更されたそうな)といい、本作の筋書きとチャッキーの設定はそちらに近いものになっている。
関連イラスト
関連タグ
チャールズ・リー・レイ ティファニー(チャイルドプレイ) アンディ・バークレー グッドガイ人形 グレン(チャイルドプレイ) ニカ・ピアス
鈴置洋孝:『チャイルド・プレイ』のHDリマスター版DVD&VHSに収録されている日本語吹き替えでチャッキー/チャールズ・リー・レイの声を担当した。
納谷六朗:『チャイルド・プレイ』シリーズの『2』~『誕生の秘密』の日本語吹き替えでチャッキーの声を担当した。
月亭方正:『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』において、チャッキーのコスプレをした物真似をした事があり、後に『チャイルド・プレイ チャッキーの種』のDVD版での日本語吹き替えでチャッキーの声を担当した。
2017年の笑ってはいけないシリーズ、「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」にて方正を模した顔のチャッキー人形が登場。檻に囚われ、「俺は呪いの人形 アイム方正!」のセリフの後に高笑いするのだが、チャッキーの笑い声も方正の笑い声として扱われるというギミックが仕込まれており、檻のロック番号を入力して電源オフにするまで彼を苦しめた(因みにロック番号は浜田の携帯番号下4桁)。
島田敏:納谷六朗死去後にDVD&BDが発売された『チャイルド・プレイ チャッキーの狂気病棟』の日本語吹き替えでチャッキーの声を担当。のちにリメイク版のチャッキーの声も担当していた。
マーク・ハミル:リメイク版でチャッキーの声を担当した。ちなみに島田敏は、彼の代表作のソフト版吹き替えで彼が演じたキャラを演じた事で有名である。