概要
ファンタシースターシリーズにおいて、キャスト男性キャラクターをさす愛称である。
キャストにはヒューマンやニューマン、ビーストのような人型の頭部(所謂アンドロイド)と、機械らしさを前面に出した非人間型頭部の両方がフェイス・ヘッド用パーツとして用意されている。
キャス男の場合、オンライン上では非人型のヘッドパーツを使用しているキャラクターのほうが目立つ。これはキャスト男性のパーツは肌の露出が少ない、ガンダムなどを髣髴とさせるデザインであるため、頭部を人間系にした際デザインのバランスがとりづらいことによるものと思われる。(手足が極端に細い、肩や膝が大きい等)
特に、PSPo2で追加されたオラトリオフレームのような鋭角なデザインの目立つパーツと組み合わせる場合、非人型のヘッドパーツの方が具合が良いようだ。
パーツと同時に実装される男性キャスト用ヘッド・フェイスは、ほぼ全てがこの非人型ヘッドパーツとなっている。
これら非人型ヘッドパーツは当然の如く表情が変わらないという特徴を持つ。
(逆にキャス子は顔の一部が人型のヘッドパーツが多い。こちらは勿論、表情が変わる。)
ただ、pixiv上ではイラスト自体がとても少ない。扱い的には「人」だけど見た目的には完全に「メカ」だからだろうか・・・
なお、箱とは本来PSOにおけるRAcastを意味している。見た目が四角く角張っているキャストがそう呼ばれるようだ。何故そうなったかはこちらを参照→[゚Д゚]
旦那と呼ばれる場合、PSOにおけるHUcastを意味している。
これは、PSOのあるクエスト中に出てくるNPCが、旦那と呼ばれているため、
当時のユーザーに強い印象を与えたためについた愛称である。
特に見た目がスマートな細身なキャストがそう呼ばれるようである。
MHF-Zとのコラボレーションでは、このHUcastを模した装備品が配信された。
男女ともに言えるが、何故か歴代シリーズで変わった性格、人格のキャラが多い。
特にキャス男は、真面目で頑固で融通がきかない傾向があり、年齢(?)が高い傾向がある。
PSO2において
PSO2においては、射撃に優れるキャストの常識を覆し、HP、打撃、打撃防御の三本柱が全種族ナンバーワンという(後で実装されたデューマンに打撃を抜かれたが)前衛特化のステータスになったこともあって、人気の高い種族のひとつになっている。
パーツのバリエーションも大幅に増加しており、細身の高機動型っぽいフォルムから非常にゴツい重装甲スタイルまであらゆるニーズに対応している。
本人の体型やカラーリング次第ではさらに数多くのバリエーションがある。
身長を極限まで縮めるとSD仕様まで楽しめてしまう。
ユニットパーツも含めれば、その外見の幅はアーマード・コアやフロントミッションといったゲームにも匹敵しかねない勢いである。
ユニット以外のパーツを変更しても性能は変化しないが、全種族用の衣装を纏えば人間のフォルムも楽しめる。
全種族用の衣装が人間向けのデザインであるため、パーツのバリエーションは衣装と比べると少なく感じるかもしれないが(それでも他のゲームを考えるとかなりの数)近年ではアクセサリーも増え、某ロボットアニメの量産機や勇者ロボのような頭部アクセサリー、往年のロボットアニメに多かった胸にライオン、ほかにもバックパック・スラスター・ブースター・ミサイルランチャー・膝ドリル・肩キャノン・シールド・ダッシュローラー等をモチーフにした、キャスト向けのアクセサリーも増えてきた。最新のスクラッチではグリップ式の腕につけるパイルバンカーも配信された。再現キャスト勢歓喜の逸品となったのは言うまでもない。加えてデザイナーズアクセサリーでデフォルメアイが追加されており、身体をSDサイズに縮めてノスタルジーに浸るユーザーもいる様子。
たまに、非常に硝煙と炎のにおいでむせそうなキャストのスクリーンショットも投稿されている。
近年になりコラボで人形ロボットが出てくるゲームや企画からキャストのパーツ群が配信され始めており、キャスト愛好家からは嬉しい悲鳴が上がっている様子。
ファンタジー世界がメインであるEP5が配信されている現在は天使や騎士・レンジャーといったファンタジーテイストのパーツ群が配信されており、浮くような事態はなくなっている。
人によってはこれらのパーツやアクセサリ、ロビーアクションを駆使して変形っぽいものを再現してしまう人までいる。現在では「たゆたう(手足をたたんで空中に浮く、男女のモーションで対になるロビアク)」・「四足歩行(キャストの場合動物系の変形に用いられる)」や、そのまんま「飛行形態(男女でモーションが変わり、男性は体育座りからの地上形態、女性は脚をたたんでヘリコプター形態)」・「ミサイル(男性モーションの場合着地に失敗、女性モーションは足からキレイに着地)」なんてロビアクも有料ガチャで配信されていたりする。
これらのロビーアクションを組み合わせ、7人のキャス男で大型ロボットを作り出した猛者達もいたりする。
ヘッドパーツやアクセサリーの変更はエステショップにて無料で可能であるため、ある意味PSO2で最もオシャレを楽しめる種族といえるかもしれない。
EP4実装後はアクセサリーの位置だけでなく、大きさや角度もある程度自由に変えられるようになったため、さらに多種多様なロボットファッションを楽しむことができる。
欠点として上記のようにパーツごとの形状バランスが極端であるため、同じ体格でもパーツによって印象が大きく変わること。特に肩部や腰部はそれがはっきりと現れるため、ガッシリとした体格やスッキリスタイリッシュな体型でも、パーツから種族共通の服に着替えるとメタボリックな体型になったり、下半身だけ逞しいケツデカ隊形だったり、逆に下半身だけ細い変な逆三角形の体型だったりすることも。一部ではそのギャップを面白がっている人もいるとかいないとか。
そのため、キャスト男を使用しているプレイヤーは基本的に頭部を含めてパーツで構成しているプレイヤーがとても多かった。現在ではパーツ以外の体型とパーツ装着時の体型を別で管理できるようになったため、上記問題は解消されている。(キャス子も同じ)
そして前述のアクセサリーの大きさの調整。ガタイを大きくしているキャストがやりがちなことだが、アクセサリーの大きさは本体と等倍率になっているため、考えなしにアクセサリーを大きくすると他プレイヤーの視界を阻害する可能性がある。マルチでは非常に嫌がられるので注意。
また、非売品の男性用パーツ(販売期間が終わり絶版になった物がほとんど)はものすごい高額のメセタで取引される傾向がある。これは新規パーツはおろか、既配信のパーツすらスクラッチ配信されるケースがとんでもなく少ない為。手元のキャラでキャス男を作る気がなければ、マイショップでそこそこのお値段で流してくれるとキャスト愛好家にとってありがたい。
PSO2:NGSではファッション関係はほぼ全てチケット型式での配信となる事が発表された。これにより倉庫も手持ちのスペースも圧迫されがちであったキャス男達も、他の種族同様に懐に余裕を持ってクエストに赴けるようになるだろう。
余談だが、胴体、腕、足に別れたパーツのうち、足に使われているパーツによって歩いた時の音が変わる。(キャス子も同じ)
あと、何故か全身ディスタシリーズの公式プレイヤーのキャス男・ギリアムは公式PVに於けるオチ担当になっている。
MHF-ZのコラボでもPSO2ゲーム中に出てくるバナーでは顔がロゴにドン被り。
男キャストの登場人物
関連イラスト
いずれもオラトリオフレーム。旧来のパーツとはデザインが大きく異なる。
こちらは旧来のパーツ。
PSO2。箱からヒーロー系までなんでもござれ。
関連タグ
その他