「誰が子分だァァァーー!?」
「それね。私がデザイン、パクった。ゴーカイジャーってやつの世界? 行った時に見かけて、なんかカッケ〜なぁって」
演:森日菜美
概要
ゴールドツイカー一家の長女で、ゾックス・ゴールドツイカーの妹。カッタナー・ゴールドツイカーとリッキー・ゴールドツイカーの姉でもある。
ゾックスのことは「アニキ」と呼ぶ。カッタナーとリッキーからは「アネキ」と呼ばれている。
天才的な技術力を持つ一家のメカニックであり、トジテンドから盗み出した設計図を元にギアダリンガーを製作した他、一家が世界間を移動できるゲートも開発している。
また、ツーカイザーのデザインは彼女によるものであり、一度世界を渡ってるときに見かけたゴーカイジャーの姿を元にして(本人曰くパクって)デザインしたとのこと。
銀色のペッパーボックスピストル(銃身とシリンダーが一体化したリボルバー)を武器にしている。
また、兄と共にトジテンドパレスに殴り込んだ際には銀のハンマーを振るっていた。意外と怪力なのかもしれない。
戦闘センスそのものはかなり高く、クダック数体程度なら容易に蹴散らすことができる。
兄同様に海賊行為をするため躊躇なく相手に銃口を向けるが、のちに柏餅中毒になった際に他人を攻撃して奪うような事はせず店員を恫喝するだけにとどまっていたため、愛用のピストルはあくまで威嚇用のものに留まっていた可能性もある。
(まぁ店員に対する恫喝も(度合いによっては)強奪に匹敵するほどやってはいけない事だが……)
一方、享楽的で飄々としている兄とは対照的に短気で合理主義的。五色田介人と兄の勝負の結果とは言え品行方正を心掛けなければならないことには不満タラタラであり、自分達の振る舞いを一々注意してくるゼンカイジャーのことも快く思っていない。
隙あらば彼らを倒そうとすら考えているが、「邪魔さえしなければどうでもいい」という兄のやり方には渋々ながら従っている。
その一方で戦う理由を介人が兄に問い詰めた時には(五月蝿いからさっさと黙らせたいと言う理由も込んでいるが)包み隠さず話すなどの素直さも併せ持つ。
そして、普段は疎ましがっている介人のことも、オニゴッコワルドの一件で自分を激励してくれたことや、ギアを見せてくれて戦況の打開に繋がった際には素直に礼を言っている。
兄同様に家族思いであり、弟達の喧嘩を傍観していたせいでSDトピアの呪いに掛かけてしまったことをずっと悔やんでいた。
余談
名前の由来は恐らく“フリントロックピストル”からだろう。
演じる森日奈美氏は長澤まさみ氏や浜辺美波氏らを輩出した東宝芸能に所属しており、東宝芸能から東映特撮作品に出演した女優は彼女が初めてである。
関連タグ
マブシーナ:前作に登場する追加戦士の妹繋がり(但し、実の妹ではなく義理の妹)。
ドン・ドッゴイヤー:同じく海賊団のメカニック。ただしこちらは自らも変身して戦う。
フリント(GuP):同名の女性キャラ繋がり。海の荒くれ者繫がりでもあるがこちらは自称。