概要
珊瑚の弟。そばかすが特徴的な少年で、初登場時11歳。武器は鎖鎌。
『犬夜叉』
奈落の謀略により洗脳され、父や退治屋の仲間達を手に掛けてしまい、自身も非業の最期を遂げるが、奈落が利用目的に四魂のかけらを入れたことにより蘇生、記憶を操作され忠実な手下と化した。
父達を手に掛けた記憶を思い出す事を心が恐れており、そこを奈落につけ込まれていた。
しかし、奈落にとっては元々使い捨てにするつもりだったが故か雑に扱われ、無意識に命令に背く事が次第に多くなっていく。
そうした紆余曲折を経てついに記憶を取り戻し、未だに洗脳下にある振りをしつつ奈落の心臓(赤子)を狙うが、自分のかけらを取り込もうとしている魍魎丸の陰謀を知った神楽の手によって逃がされ、犬夜叉一行に助けられる。その後は桔梗と行動を共にし、桔梗の死後は殺生丸一行に加わった。
四魂のかけらで命を繋いでいるため、天生牙による蘇生もできなくなっており、いずれはかけらに宿した力で奈落を倒すため命を落とす定めだったが、かけらは最終的に奈落に奪われてしまう。
しかし、桔梗が四魂のかけらに遺した光によって護られ、かけらを失っても生きながらえることができた。
かけらを失った直後は戦線を離脱していたが、奈落との最終決戦では途中から参戦し、りんを救出する活躍を見せた。
3年後、珊瑚が弥勒との間に子供を儲けた後は、雲母と共に妖怪退治と修行の旅をしている。特徴だったそばかすが無くなっている他、刀々斎によって新しい鎖鎌を得ている。
最終回の後日談となる特別編「あれから」では、楓の村を襲った妖怪・根の首と戦おうとするも、珊瑚に子供たちの世話を任されてしまい、修行の成果を見せる事はできなかった。終盤は一行入りしていた為か、殺生丸とは互いに友好的。この話では珍しく殺生丸の方から琥珀に話しかけており、琥珀からの質問にも殺生丸は素直に答えていたりと、邪見よりも扱いが良い様が見て取れる。
『半妖の夜叉姫』
奈落が倒されてから18年が経ち、声変わりを経て30歳ほどの青年へと成長し、妖怪退治屋の頭目となっている。
鼻の頭に傷痕があるなど貫禄のある顔つきになり、性格的にも少年時代の甘さは見られず、状況を冷静に判断し、配下に指示を与える。
配下としては、姉・珊瑚の長男(自身から見て甥)である翡翠、長く行動をともにした殺生丸の娘・せつな、六太と七助が存在する。
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