「コピーライト~! コピーパワーが、満ち満ちたコピー!!」
「ああっ! 俺のコピーたちが~!!」
データ
身長/48.3m
体重/2270.1t
概要
コピーワルドの暴走したコピーパワーが、クダイテストに満ち満ちて誕生した巨大級コピー戦闘兵たるダイワルド。
頭部と左腕がコピーワルドの物となり、元と同じく『コピーライト』を使ってのコピー召喚能力を発揮する。なお生み出されたコピーには邪悪な赤い目が浮かぶので識別自体は容易。
コピーライトの性能が上がっており、建築物や歩道橋・信号機といった無機物のコピーも作り出す事が可能。もちろんそれらは単なる建造物でもなく明確な意思とコピー元には本来無かった攻撃能力が付加されており、ビルは敵に体当たりや砲撃・ビームを浴びせ、歩道橋は蛇のように絡みついて電撃を浴びせる等、まさに要塞さながらの極悪増殖都市となっている。
それに加えて自身と同サイズの敵も完全コピーして本物を攻撃させる芸当も可能な為、事実上大量の巨大戦力を即席生産・補充して包囲攻撃の布陣を瞬く間に築ける、破格の能力を有したダイワルドと言える。
活躍
コピーワルドが撃破された際に遠くへ飛んだコピートジルギアを、出撃したクダイテストが見付けて踏み、取り込んだ事で誕生。
直後に自身のコピー能力でビル・歩道橋・信号機等のコピーを大量に作り出し、繰り出されたゼンカイオージュラガオーン・ゼンカイオーブルマジーンを多方面から波状攻撃して圧倒。更にゼンカイオー達のコピーをも作り出し加勢させる事で袋叩きにして合体・機界モード解除へ追い込んだ。
しかしフリントの助言でゼンカイジュウギアを使ったスーパーゼンカイザーとスーパーツーカイザーは巨大化および合体しゼンカイジュウオーへと変化。
合体した彼らは正に『怪獣』と呼ぶべき大暴れで、コピーの極悪増殖都市を『カイジュウマックスブラスター』で容赦無く破壊し尽くし、コピーのゼンカイオー達も『ゼンカイジュウダッシュ』で一気に近付いて吹っ飛ばし、その流れから尻尾のドリルで薙ぎ払って撃破してしまう。
こうして自慢のコピー軍団を蹴散らされアッと言う間に1対1の状況になってしまった所をゼンカイジュウオーに強襲され、ワイルドな動きからの猛攻を成す術無く喰らった末尻尾の一撃で左腕のコピー機が破損。
これで「あっ! 俺のスキャナーが!!」とパニックになった隙に『ゼンカイジュウオー・ツインブレイカー』によって切り裂かれた結果、「許可のないコピーは犯罪だコピ~!!」と説得力皆無な辞世の句を残して敗北・爆散。体内のコピートジルギアも完全に破壊されてコピートピアが並行世界へと解放された。
余談
東映公式によると、「怪獣モノさながらにゼンカイジュウオーが街を壊すシーンを撮りたいが、正義側のロボに街を破壊させるわけにはいかない」(要約)という理由から生み出されたダイワルドである。
関連タグ
ダイリサイクルワルド:こちらは過去に倒されたダイワルドを再生産(リサイクル)して連携する能力を披露しており、ダイコピーワルドとは別ベクトルで巨大戦力として破格クラスの実力を有する。