概要
『初代』からファイターとして参戦している皆勤賞。
彼自身のデビューは上記の通り1994年の「スーパードンキーコング」だが、スマブラシリーズでは初代ドンキーにならって1981年にデビューした(マリオと同期)とされている。
パワーとリーチを兼ね備え、体重が重くふっとびにくく、それでありながら平均以上の運動性能を持っている。全ファイター中最多のメテオワザを持つなどの長所があるが、体が大きいため攻撃を受けやすく、復帰技はほぼ横にしか移動できなかったりメテオ技に弱かったりと防御面では脆い。百人組み手ではハンドスラップ無双ができて爽快である。
また、たくましい腕を持つために箱やタルやくす玉といった大きなアイテムを軽々と運ぶことができ、担いだままジャンプすることも可能。今こそ重量級ファイターは数あれど、これができるのはドンキーコングだけの特権ある。
反面、身体が大きいため攻撃が当たりやすく、さらに上方向の復帰力が非常に弱いため、遠距離戦やメテオスマッシュには弱い。
下アピール(通称「ゴリアピ」)がなかなかうざい。何気に初代からずっと続いている伝統の一つでもある。
スマブラ64
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B | ジャイアントパンチ |
↑B | スピニングコング |
↓B | ハンドスラップ |
初代ではサイズ・パワーが全キャラ最大であり、特に、通常必殺ワザの「ジャイアントパンチ」は最大タメで30%台から撃墜を狙えるという、『スマブラ64』最強の撃墜力を誇るワザだった。
・・・が、攻めが強い64では悠長に貯める事が出来ず、体が大きく、復帰力がない事が祟り、全キャラ最弱と呼ばれる程だった。要するにロマンキャラである。
スマブラDX
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B | ジャイアントパンチ |
→B | ドンキーヘッドバット |
↑B | スピニングコング |
↓B | ハンドスラップ |
『スマブラDX』からはカートゥーン風ドタバタ感を狙ったデザインとなり、大げさでコミカルな動作・表情を見せるキャラクターとして定着。また、前作では最重量のファイターだったが、『スマブラDX』ではその座をクッパに明け渡し、以降は重量級の中でもバランスの取れた性能へと収まっていく。
新規追加となる横必殺ワザに、相手を頭突きで地面にめり込ませる豪快なワザ「ドンキーヘッドバット」を獲得。このワザは空中ではメテオワザとなるため、これにより空中で使えるメテオワザが3種と最も多く持つファイターとなった。しかし『スマブラDX』からのメテオワザの隙増加方針の影響でメテオワザの前空中攻撃と下空中攻撃の出が遅くなったことと、大きい身体のサイズや復帰力が低いことなどで、攻められると脆い一面は前作と変わっていない。
スマブラX
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B | ジャイアントパンチ |
→B | ドンキーヘッドバット |
↑B | スピニングコング |
↓B | ハンドスラップ |
切りふだ | タルコンガビート |
『スマブラX』では多くのファイターが過去作よりも撃墜力が低下した中、ドンキーコングは前作と同等かそれ以上の撃墜力を保持しており、より火力重視キャラとしての印象が強まった。 『スマブラ』では
更にドンキーコングシリーズとして新たにディディーコングが参戦。後に一時代を築く事になるのだが、それはまた別のお話。
亜空の使者では、クッパによって奪われたバナナを取り戻すためにディディーコングとともに立ち上がる。
しばらくしてバナナを見つけるも、これはクッパが仕組んだ罠で、"ダークキャノン"でディディーが狙われる。それを知ったドンキーは、ディディーを庇うが、その代償でフィギュア化され亜空軍に捕らえられてしまった。
その後、エインシャント島に連行されそうになるが、ディディーがフォックス、ファルコの助けなどもあって救出する。さらにキャプテン・ファルコンとキャプテン・オリマーも協力し、亜空間爆弾工場へ突入する
最後の切りふだは「タルコンガビート」。タルコンガを取り出して演奏し、周囲に衝撃波を発生させるというユニークなもの。リズムに合わせてボタンを押すと、衝撃波の威力と射程がアップする。珍しく出典が非バトルアクションのスピンオフ作品からの切りふだで、タルコンガを取り出して演奏し、周囲に衝撃波を発生させるというユニークなもの。リズムに合わせてボタンを押すと、衝撃波の威力と射程がアップする。
スマブラfor
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B | ジャイアントパンチ |
→B | ドンキーヘッドバット |
↑B | スピニングコング |
↓B | ハンドスラップ |
切りふだ | タルコンガビート |
『for』でも当然続投。下必殺ワザの「ハンドスラップ」が空中で使用するとメテオ効果が追加。これで撃墜手段も増え、メテオワザがファイターで最高の4つとなる。また、最後の切りふだであるタルコンガビートが上部に音符が流れるようになり、Aボタンを押すタイミングが分かりやすくなった。…太鼓の達人とか言ってはいけない。
スマブラSP
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B | ジャイアントパンチ |
→B | ドンキーヘッドバット |
↑B | スピニングコング |
↓B | ハンドスラップ |
切りふだ | ジャングルラッシュ |
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でも当然続投。表情がリターンズ以降の作品のように豊かとなった(ダメージを受ければ目も飛び出る)。通常必殺ワザ「ジャイアントパンチ」のチャージ時間が短縮。さらに最大まで溜めると怒りの表情になる。これはかなり好評らしい。
さらに宿敵のキングクルールや、友人とも言えるバンジョー&カズーイがDLCで新規参戦。彼周りのファイターが大幅に増えることになった(バンジョーとカズーイは別シリーズ)。
「灯火の星」では早いうちに使用キャラとして解禁でき、リーチと攻撃力が高く、特にHP制だと下B技「ハンドスラップ」でのゴリ押しが効きやすい…と攻略要員として好評。中にはそのままドンキー使いになってしまった人も…。
最後の切りふだも操作系の切りふだの廃止に伴い、『ジャングルビート』風の連続パンチ「ジャングルラッシュ」に変更された。
意外と大食いなのか、ミェンミェン参戦イラストではラーメンを数杯以上も食べている。