概要
瀬戸口みづきによる4コマ漫画。
2015年1月よりまんがタイムスペシャルで連載開始。同誌の休刊により2020年1月よりまんがタイムに移籍。
静岡県を舞台にしたご当地漫画で、県内全域の特色をネタとしている。
尚、作者も静岡県焼津市の出身である。
ご当地漫画としては人気と知名度が高く、重版を経験している。
主な登場人物
有野りん子
主人公。東京都の大学卒業後にそのまま東京で働くも、通勤ラッシュで圧迫骨折して限界を感じ、故郷の静岡市に[[Uターンした。
結婚や恋愛への執着がなく感情表現に乏しいが、几帳面で仕事は優秀。また、静岡の歴史や名所に詳しい。
有野蘭子
りん子の母。静岡市でスナックを経営している。性格は娘とは反対に不真面目。
若い頃は「静岡のピンクレディー」と呼ばれていた伝説的なママ(ただし本物のピンクレディーも静岡県出身)。
雲春柳二
りん子の同僚で東京都目黒区出身。飲み会で上司を怒らせたため静岡に左遷されてきた。
非常にマイペースでのんびりとした性格。りん子とは逆に、東京出身者として静岡とのギャップに触れ、驚いたり楽しんだりしている。
食べ歩きの趣味から、りん子の自宅であるスナックを気に入り、常連となる。
名々伏匠
雲春の同期。出世頭で年長者の扱いに長けているが、おかげでストレスによる胃の不調に悩まされている。
出身は埼玉県。海と東京にコンプレックスがあり、海の話をされると不機嫌になる(埼玉県が海に面していないため)。
雲春同様に東京目線での静岡の解説役として登場することが多い。
水馬咲耶
東部営業所の社員。東京在住時代は読者モデルをしておりスタイルが良い。
モデルになる夢が叶わなかった上、強烈な郷土愛から富士宮焼きそばが食べたくなり、故郷の富士宮市にUターンした。
「富士山過激派」と言われるほど富士山に執着している。おかげで登山が趣味。
蜂須賀マヤ
りん子の同級生で本作の闇。りん子と同様に東京の大学に進学したが、卒業後にとんでもないブラック企業に就職。
過労による入院を経て退職し、静岡に帰ってきたものの、自尊心を完全に失った上に目が曇ってしまった。
この経験から、唐突に平然と怖いことを言っては周囲を混乱させる。
五樹冬真
りん子の同級生。チャラ男風な見た目に反して優秀な頭脳を持ち、りん子を差し置いて指定校推薦による大学進学を果たした上、卒業後に興した事業が成功し、それなりの財産を築いている。
現在でも度々静岡に遊びに来てはりん子に軽口を叩くが、実際にはりん子を異性として意識している節がある。
また、軽薄に見える性格とは裏腹に、生まれ育った環境は劣悪だった模様。